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測定しよう2

素早い作業が大切です。

9.ポジションを決めよう

タイマーにせかされて、失敗してしまうことがあります。測定を失敗しないように写真のようにポジションをくみます。自分の正面にキムワイプを用意しておきます。操作の流れとしては試験紙をサンプルに浸し、キムワイプで拭き、時間が来たら測定といった感じです。

10.試験紙を取り出します

ふたを開けて、素早く試験紙を取り出します。先に反応部分が2箇所ついていますのでソコにはさわらないようにします。

11.試験紙サンプルに浸し、スタートボタンを押す

ふたを開けて、左手に試験紙をもって、サンプルに浸す準備をします。右手はRQフレックスのスタートボタンの上に置きます。
サンプルを浸すと同時に、右手でスタートボタンを押します。試験紙は反応部分がちゃんと浸るように深く差し込みます。反応時間は2秒間です。画面でカウントダウンが始まりますので、表示が58秒になったら試験紙をチューブから抜き取ります。

12.余分な試料液を拭き取る

キムワイプにベシッ、ベシッっとたたきつけて、余分な試料液を拭き取ります。両面やっておいた方がよいです。

13.反応を待ちます

反応時間が残り5秒になると試験紙を差し込む合図が出ます。それまでじっと待ちます。

14.試験紙を差し込む

5秒前になると試験紙を入れるマークとアラームが鳴りますので、素早く試験紙を入れます。だいぶ焦ります。

15.測定値がでます

測定値が出ます。画面では172ppmと表示されていることになります。数字は記録用紙に書いておきます。RQフレックスはデータを記憶していますのであとからMEMボタンで呼び出すことも出来ます。

16.測定レンジの確認

この試験紙は5~225ppmまではかれるので、今回の測定値172ppmは測定範囲内。有効な数字となります。HIと表示されたり、LOと表示されたりERRとでたら失敗です。HIは濃度濃すぎ、LOは薄すぎです。

17.測定を繰り返す

測定を一回行っただけでは数値が正しいとは限らないので最低3回は測定します。

テストボタンを押して、コードを表示させたあと、手順8に戻って操作を繰り返します。

18.結果の計算

記録用紙を使って結果を計算します。小松菜の場合、小松菜0.06gに蒸留水をくわえ1.5gにしましたので、25倍希釈になっていますので、先ほどの測定値172ppmは、小松菜に戻しますと・・・


172 x 25 =4300ppm

だったことになります。
このほかの数値が必要な場合は記録用紙通りの計算で数値を換算していきます。



お疲れ様でした



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