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野菜の粉砕

まずサンプルをジュース状にします。

希釈倍率早見表によると、小松菜は25倍に希釈すればRQフレックスで測定できることがわかります。ですが、小松菜を100g計りとったとすれば、25倍に希釈するためには24リットルもの蒸留水が必要になってしまいますので、まず小松菜をジュース状にして、適量を計りとり、希釈するという方法をとります。

1.成分表をチェックする

食品成分表には硝酸の量と、測定する際、廃棄する野菜の部位(根とか株元とか)が書いてありますので、チェックして、記載の通りに処理をします。また硝酸の量に応じてどのぐらい希釈したらいいのかを確認します。ここでは先の早見表を見て希釈倍率を決めます

2.ミルをのせてゼロあわせ

電子天秤に粉砕部をのせてゼロあわせをします。

3.野菜の重さを量る
ミルに小松菜を入れて、重さを量ります。目安は100g程度としています。重さは記録用紙に記録します。野菜のサンプリングは複数本使用します。どうしても切り分けなくてはいけない場合は、野菜の生長方向にそうよう、縦に切り取るようにします。
4.蒸留水をくわえる

水をくわえないと、ミキサーで分解できない野菜もあります。(かぼちゃとかエダマメとか)、小松菜は蒸留水をくわえなくても粉砕できますので、写真の処理はしなくても良いです。水をくわえる場合は早見表の倍率にあうように水をくわえます。たとえば、早見表に「2倍」とあった場合は、3で計った野菜の重さと同じ量の水をくわえれば良いです。ここで水をくわえた場合は、記録用紙にちゃんと何グラムくわえたか記入しておきます。

5.粉砕

ミルアンドミキサーで粉砕します。十分細かくなるまでおこないます。

6.粉砕終わり

固まりが残っていないか調べます。




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