市販の納豆を用意する 鍋で納豆を煮ている間に、納豆菌の種菌をつくっておきます。 種菌は市販の納豆から取り出します。 |
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熱々のお湯少し 納豆菌を溶かし出すお湯を用意します。 え?熱々のお湯に溶かすの?とか思うかもしれませんが、大丈夫。納豆菌は熱に大変強くて、実験室でも殺菌と除去には気を遣います。 Bacillus属の細菌は、耐熱性胞子をつくるので熱湯ぐらいではくたばりません。缶詰や瓶詰めは熱で処理してつくられますが、こうした食品で腐敗が起きるのもこのBacillus属の耐熱性胞子が原因であることがおおいそうです。造り酒屋には納豆食べるのを禁止ししてるところもあるぐらいです。 熱湯を使うことで納豆菌以外の雑菌を死滅させることが出来ることと、耐熱性胞子は熱による刺激を受けると出芽する性質を持っているので、一石二鳥の効果がねらえます。 |
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納豆をピンセット(箸)でつまむ 箸などで納豆を5〜6粒とりだして、先ほどのビーカーに入れます。 残った納豆は食べるも良し、また次回仕込む時に使えるように冷凍庫で凍らせてしまうのもよしです。 |
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熱々のうちに手早く作業 粘るので作業しにくいですが手早く作業を進めましょう。 |
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良くかき混ぜる 豆をつぶさないように良くかき混ぜて、粘りの成分を溶かし出します。 |
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豆は取り出す 十分かき混ぜて、納豆菌を含む粘り成分がお湯に溶けたら豆部分は取り出します。 |
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種菌液完成 少し濁っていてもかまいません。もう十分すぎるほどの菌が入っているはずです。 |
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