■用途に応じて使い分けられるようにカスタマイズしよう

最後に取り付けた1000mmのパイプを取り外し、600mmと400mmに切り分けます。

だいたいのピペットは45cm以下ですのでこの長さで洗浄できます。

400mmの方を登り側に、600mmの方を下り側に取り付けます。コレで45センチ、節水型洗浄機として使えます。

当然ですが下り側の排水口はパイプの底より下にないとサイフォンになりませんので、下り側の方を長くします。

ヒント:上記のままでも十分サイフォンとして機能するはずですが、背圧を稼ぐために、ストレートの継ぎ手と最初に切り分けて残った40mmのパイプをつなぎ、さらに下に長くしてもよいです。吸い落ちがよくなります。

900mmの洗浄機として使いたい場合は、ストレートの継ぎ手を使い、600,400mmmに切り分けたパイプを再びもとの長さに戻し、組み直せばよいわけです。

900mm型使用時の写真。自由自在。
で、

コックの使い方。

コックは開け閉めをするために使用するモノではなく、この部分の流路を狭めるために使います。この場所が狭くなっていないとうまくサイフォンしてくれません。バルブをすこしずつ狭めたり広げたりしながら、ちょうどうまく行く場所を見つけます。一度決めたらあまり動かさない方がよいです。



基本的にほとんどのパーツが分解して洗うことができます。

カビが生えやすいモノですので定期的に洗うことが大事です。



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