春頃、道ばたや郵便ポスト、木の枝、道路脇、エアコンの室外機の下など、に蜂の塊ができる事があります。うわ、恐い!どうしよう、と驚いたあげく、とっさに、「殺虫剤」を手が伸びる...、いえいえ、ちょっと待ってあげてください。
これは、みつばちの「分蜂(分封)」と呼ばれる行動です。気温が上がり、巣の中の蜂数が十分に増えて、手狭になってくると、もとともそこに住んでいた女王蜂は、働き蜂たちと協力して、次の女王が生まれてくる準備を整えます。新しい女王が生まれる数日前に、旧女王蜂は、群の半分をつれて、住み慣れた巣を新女王に明け渡し、新天地目指して、飛び出します。
新しい住処にたどり着くまでの間、飛び出した蜂の群は、大きな蜂球を作り、休憩をすることがあります。これが、テレビなどで話題になることがあります。
この蜂の塊はみると「ぎょっ!」とビックリする後継であることには違いありませんが、この状態のハチたちは、まず人を刺しに向かってきたりすることはありません(よっぽどか叩く、なぎ払うなどをすれば別ですが)。大抵、3,4時間も放っておけば、どこかにいってしまいます。数匹残ることはありますが、それも1,2日もすれば、いなくなってしまいます。
私たちの暮らしは、ハチたちがいて成り立っているところがあります。彼女たちの暮らしを温かく見守ってあげてくれたらなによりです。
どうしても、はちさんたちにはやくどこかに行って欲しい、そんなときには、私たちの施設にご相談ください。ヘルプにうかがえるのは、目安、東京23区内が限界ですが、板橋区からアクセスしやすい場所であれば、相談に乗れることもあるかと思います。 また、通常業務の都合、ご相談をいただいても、対応ができるスタッフが確保できず、うかがえないことあります。ボランティア的活動ですので、その際は、どうかご理解をいただければと思います。
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