■本焼成をしよう■

七輪陶芸の醍醐味、本焼成です。七輪から吹き上がる躍動感溢れる炎を見ながら、器を焼き上げます。目標温度は1200度。もっとも苦悩する行程でもあります。

七輪に炎が回り始める

しばらく待つと七輪の中はゆらゆらとした炎で満たされてきます。これは七輪のなかの炭全体に火が回り始めたという合図です。

上の口から炎が出る

上の七輪の口からゆらーりと炎が出始めてきます。

ここから気合いを入れてきます。

ドライヤーで送風

下の七輪の口から30cm離れたところにドライヤーをおいて、送風を始めます。写真は5cmぐらいのトコにありますが、いきなり近いところから始めても温度がうまく上がらないことが多かったです。

ドライヤーで送風をしたとき、パチパチバチバチという激しい音とともに堅い火の粉が吹き出してくるようだと、まだ炭全体に火が回っていない証拠なのでもうすこし待ってから送風した方が、イイみたいです。炭が無駄になりません。


炎噴出

上の口から炎が勢いよく吹き出してきます。

七輪と七輪の間からも炎が吹き出し始めます。こうなってくると炭全体がキンキンに燃えている証拠です。

送風距離を近づける

5分ごとにドライヤーの距離を5cmづつ近づけていきます。あまりあわてて近づけても温度は上がりませんし、のろのろやっていると炭が燃え尽きて燃料切れになってしまいます。



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