Mac OS X 10.8 Mountain Lionでは、Lionまで提供されていたWeb共有機能がシステム環境設定から削除されてしまっています。ただし、OS自体からWeb共有機能が全て削除されてしまっったわけではなく、システム一式はこれまで通り実装されており、システム環境設定からの起動停止ができなくなっているだけのようです。このため、ターミナルを用い、

sudo launchctl load -w /System/Library/LaunchDaemons/org.apache.httpd.plist

というコマンドを実行すれば、Web共有を起動することができ、

sudo launchctl unload -w /System/Library/LaunchDaemons/org.apache.httpd.plist

というコマンドを実行すれば、Web共有を停止することができます。

　ただ，このコマンド入力を毎回Web共有を利用したいときに，入力するはとても面倒です。そこで、この面倒で長いコマンドをいちいち入力しなくても起動、停止ができるAppleScriptをざっくりとしたものですが、作成してみました。このインストーラは、あなたのアプリケーションフォルダに「Mountain Lion Web共有起動停止スクリプト（Mountain Lion Web Sharing StartStop script）」をインストールするものです。

　おそらく、Mountain Lion以降のOSでも使えるはずです。