いま私たちは豊かに食料を入手し、不自由なく暮らすことができています。でも、その仕組みをほんのちょっとかいつまんでみるだけで、生産コストをとうてい満たせるはずもない米価がまかり通っていたり、添加物でそれっぽい形と味を作り出された加工食品がそこかしこにあったり、不思議な鮮度の輸入食品で溢れかえっていることが見えてきます。効率や経済性ばかりもてはやされ、ゆがみ始めた食と農。私たちはなぜ自給率を高めなければいけないのか、国産農作物の生産能力を守らなければいけないのか、ええええー?な仕組みでできてる食べ物と、農力溢れる食べ物を食べ比べて、あなたの「舌」と「目」の農力を格付けチェックしながら深く学ぶ企画です。さあ、あなたの農力は何流?
A,Bラベルを付けてどちらがどちらかわからないようにした食べ物に挑戦してもらいます。2つのうちどちらかは、私たちが考える、農力の高い食品であったり、その生産の仕組みに首をかしげなくてもよい食品です。あなたの舌が感じた味は、そうした食品がなぜ生まれてくるのかを考えるきっかけを与えてくれるでしょう。
企画では、ペットボトルと急須で入れたお茶、凝固剤の違う豆腐の食べ比べ、格安米とそうじゃないお米の食べ比べ、昆布だしはどっちだ?などチャレンジしていただきます。問題は、開催時間によって増やしたり、減らしたりできますので、ご相談ください。
食べ比べチャレンジのあと、なぜそうした食品が生まれてくるのか考える実験と説明タイムを作ります。生産者米価を大きく下回る謎の米の中身はどうなっているのか、その流通の仕組みは?、荒茶価格の下落とペットボトル茶の関係、そんなに薄い豆乳がどうして豆腐になるの?などなどです。
参加される人数や開催時間によって、費用が変わってきますのお問い合わせ下さい。募金協力会員や農民連会員は開催費用に割引きがあります。
まず以下までお電話をください。
農民連食品分析センター
TEL:03-5926-5131
FAX:03-3959-5660
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