Jun 24, 2005

Mac OS Xでフリーのドメインネームを利用しよう

Panther tiger

 www.apple.co.jpとかwww.unicef.or.jpみたいなインターネット上の名前が欲しと思うこともあるわけです。
こんなのが使えたら、いつでもどこからでもアクセスできて便利だなぁとおもうわけですね。人に教えるのもわかりやすいですし。ちょっと出先から接続するのにも「...210.39.3・・・だっけかな、うーん、何番だっけなIPアドレスは?」なんて我が身の老化を直視しなくてもすみますのでね。




普通、プロバイダとの契約ではインターネットに接続するたびにIPアドレスが変わるわけで、たとえば昨日はhttp://123.123.123.123/で自分のMacにアクセスできても、一度接続を切ってしまうと、次にアクセスするときにはアドレスが変わってしまいますから、http://123.123.123.123/ではアクセスできなくなります。これではせっかく作ったWebページもサーバーも生かされてきません。外からみると、どこにあるのかわからなくなってしまうわけですから。出張先で資料を取り出したくても、だれかがホームページを訪れたいと思っても、ムリってことになります。




システム環境設定のネットワークパネルを開くと、



ここにIPアドレスが表示されますが、このIPアドレスはインターネットに接続切断するたびに変わっていきます。


これを解決するには

 これを解決するにはIPアドレスを固定でもらう契約をプロバイダとするか、www.apple.co.jpとかwww.unicef.or.jpみたいなインターネット上の名前をもらう契約を専門業者とするかになります。もちろんそれぞれ契約にはお金が必要になります。こうしたものの管理にはそれなりにコストがかかるのですから。

 でも、「この先も延々とサーバーを運営していくわけでもないのにコストは...。」という場合もあると思います。そんなニーズに応えるべく、インターネット上の名前をフリーで提供してくれている会社があります。ここでは手軽で使いやすくパワフルなddo.jpさんを例にしていきます。

ここで登録するとドメインネームがもらえます。軽くて強力です。


ここでドメイン名を登録すると

http://希望した名前.ddo.jp/


あこがれのMY URL!!


というアドレスが使えるようになります。

 ただ、こうしたフリーのドメインネーム取得は更新のタイミングをついたなりすましなどのセキュリティ的なトラブルが起きるかもしれないと言うリスクがあることをしっかりと認識しておかないといけません。



登録

  1. http://ddo.jp/にアクセスする。




  2. 左下「ddo.jp サブドメイン DDNS無料登録」に希望するドメインを入力します。

    希望する名前を入力します。あたりまえですが、先に誰かに使われているものは登録できません。もちろん日本語もダメです。


  3. 無料登録すると利用規約と登録情報が書かれたページが表示されます。

    利用規約に目をとおしておきます。



  4. 利用規約の下の方に行くと登録フォームがあります。




  5. 希望パスワードを入力して、




  6. パスワードヒントを入力して、




  7. メールアドレスを入力して、

    このメールアドレスはとても重要です。ddo.jpから定期的にメールが届きます。このメールが届かない登録者は削除されていくそうです。継続して使用していくためには確実なメールを指定しておくべきですし、こうしたサービスを提供している側へ負担をかけない心がけが大事だと思います。



  8. 「利用規約を熟読し、同意する」にチェックをつけて




  9. 登録内容確認ボタンを押して




  10. これで登録完了です。



ドメインネームの自動更新

更新を忘れると名前が使えません。ddo.jpは取得した名前と自分のパソコンのIPアドレスとを橋渡ししてくれるサービスなわけですが、IPアドレスが変わると、そのたびにddo.jpでIPアドレスを更新する作業が必要になります。また定期的に更新をおこなわないとドメインネームへの橋渡しが止まってしまうこともありますので、常時接続のサーバーを運営するには、この作業を自動化させる必要が出てきます。


サーバーにしてあるMacのインターネットを接続/切断したら、毎回ここで入力をして更新しないとせっかく用意してもらったドメイン名が有効になりません。


ddo.jpでもらったドメインネームを常時使えるように自動更新するには以下の手順でおこないます。



自動化の設定

  1. MacFeelingさんところからWhat's Up!をダウンロードします。

    softwareから...



    一覧の下から二つ目にあるWhat's Up!をクリックして...



    下の方にいくと、vector経由でダウンロードできるようになっています。



  2. 解凍します。




  3. できたWhat's Up!フォルダをアプリケーションフォルダにいれます。




  4. What's Up!を起動します。




  5. What's Up!のウィンドウが開きます。




  6. メニューバーのWhat'sUP!から環境設定を開きます。




  7. Do!.jpの登録項目を設定していきます。




  8. ユーザー名を入力します。

    入力するのはhttp://希望した名前.ddo.jpの「希望した名前」のところ



  9. パスワードを入力します。




  10. 起動時にチェックをはじめるにチェックをつけます。

    What's Up!を起動したときに自動的にIPアドレスの更新をしてくれる機能です。オンにしておくことをおすすめします。
    ddo.jpのホームページで自動オフライン設定(IPアドレスの更新がなかった場合にオフラインにする設定。これが有効になっていると、ただいまサーバー停止中ですとかダウン中ですというページに自動的に転送することができる。なかなか便利だけど設定にはまることもある。)をオンにしている場合は右のオフライン設定にもチェックをいれ、時間を設定します。



  11. 「分間隔で定期的にチェックをする」にチェックして、適当に時間を設定します。60分ぐらいで十分だと思います。

    頻繁に定期更新をするのはddo.jpさん側に負担が増えますので短くしすぎないようにします。

  12. 「このサービスを使う」にチェックをいれます。


  13. OKを押して環境設定ウィンドウを閉じます。




  14. What's Up!ウィンドウ右下の"Connect"ボタンを押します。




  15. これで自動更新の設定完了です。(当たり前ですが、What' Up!は常に終了せずに起動させたままにしておきます)

    最近のADSLルーターなどにははじめからこうしたドメインネームサービスに対応しているものがあります。そうしたタイプのルーターを持っている場合は、そちらで設定した方が良いです。一度調べてみると吉。


動作確認

ためしにhttp://希望した名前.ddo.jp/またはhttp://希望した名前.ddo.jp/~あなたのMacでのユーザー名/へアクセスしてみましょう。*更新した名前が有効になるまで10分ぐらいかかることがあります。

ただし、今設定をした自分のMacからddo.jpのアドレスでは接続できません。なんで?とか思うかもしれませんが、よくわからない人はとりあえずそういうもんだと思っておいてください。(これを解決するにはちょっとした設定が必要なのです)。ddo.jpが有効かどうかを確かめるには職場の外にいる人にお願いするか、自宅に帰ってから、または暇な友人に電話して試してもらうことになります。

どうしてもすぐに確認をしたいというときは、
パソコンおやじさん : WWWサーバーテスト で接続を試してみると良いです。

  1. http://希望した名前.ddo.jp/だとこんなかんじ。




  2. http://希望した名前.ddo.jp/~あなたのMacでのユーザー名/だとこんなかんじ。


これで念願のドメインネームがもてました。外からの接続がとても便利になります。




What's Up!の自動起動を設定しておく

 Macを再起動したときにWhat's Up!が自動的に起動するようにしておくと便利。

  1. システム環境設定からアカウントパネルを開いて、



  2. 起動項目タブをクリック、




  3. アプリケーションフォルダにいれたWhat's Up!をドラッグアンドドロップする。




省エネルギー設定の変更

 省エネルギー設定を変更しておかないと、いつのまにかシステムが止まっていたり、スリープしてしまったりして、必要なときに接続できなくなり困ります。システム環境設定から省エネルギーパネルを開いてスリープしない設定にしておきます。




オプションで停電時再起動するなどもオンにしておくと便利です。




BINDの設定

 LAN内からddo.jpのアドレスに接続できるようにするにはBINDの設定をします。下のリンクから先に進んでください。接続の必要がなければ、BINDの設定はしなくてもよいです。BINDを設定、運用するには周りに迷惑がかからないように取り組むしっかりとした覚悟が必要です。

Mac OS XでBINDを起動させよう


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全部無料!無線LAN & DDNSを使って、Mac OS 10.5での自宅サーバーの設定方法

マイナーな環境かつ、あっても情報が古いのが多く苦労しました。。。 いつか設定し直したりするためにメモです。同じ環境の方使ってください。 STEP1 Web共有設定を「ON」にする MacOSXでサーバー稼業さんの「自分のMacでホームページを公開しよう」の回が参考になります。

From : Service Design Custom Note @ 2011-08-15 00:26:18

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