Jun 14, 2008

Mac OS Xをメールサーバーにしよう-IMAP&POP3の設定-for Leopard

10.4と10.5対応

UWIMAP SetupPack icon

 Mac OS XでPostfixを有効にすると、メールサーバーとしてMacを使うことができるようになります。これは「Mac OS Xをメールサーバーにしよう-Postfix編-」でやりました。でもPostfixを有効にしただけだと、まだ普通のメールソフトをつかってメールの受信をすることはできません。これじゃあ、職場やサークルのみんなにメールアドレスを配って...なんてとうていムリです。ここではメール受信プロトコルのPOP3とIMAPをUW IMAPからインストールして、普通のメールソフトでも送受信ができるように設定をしていきます。


IMAP Information Center
IT用語辞典e-Words -POP3
IT用語辞典e-Words -IMAP


 POP3は現在もっともよく使われているメール受信プロトコルで、普通のメールソフトはこのPOP3をつかってメールを受信しています。IMAPもメール受信プロトコルですが、POP3とちがって、メールを一度に受信するのではなく、タイトルや送信者など確認してから受信することができるという、少し進んだ受信プロトコルです。

 POP3はメールを自分のパソコンで受信してから管理する、IMAPはメールをメールサーバーで管理するということです。IMAPはどこでも同じ環境でメールボックスを開くことができるので、自宅に帰ってから会社で受信したメールのことを思い出して、「うわ、あのメール!内容なんだっけ!」なんてこともなく、なかなか便利なのです。ただしサーバーには負担がかかります。



このステップに進む前に

をすませておく必要があります。


UW_IMAPのインストール

UW IMAPをインストールします。本来ならばソースファイルをIMAP Information Centerからダウンロードし、これをmakeというコマンドを使用して、コンパイルという作業を行い、できあがったファイルをマウスもしくはターミナルでしゃかしゃかとインストールしなければいけません。これが正攻法です。あなたがちゃんとした知識を持っているなら、またそうした知識を身につける努力をつづけているのであれば、ぜひ正攻法で取り組んでみたら楽しいと思います。

 ここではそうした作業を省いて、これらのファイルをインストールできるように、私自身と私の仲間向けに作成したインストーラーパッケージUW IMAP SetupPack for Macをつかっていきます。

  1. 右のメニューからDownloadsにすすみます。



  2. 中から「UW IMAP SetupPack for Mac」を探します。



  3. ファイルのダウンロードをします。

    ダウンロードする前にページに書いてあることをよく読んでおいてください。





  4. ダウンロードが終了すると、イメージディスクがデスクトップに表示され、インストーラの入っているウィンドウが開きます。





  5. パッケージをダブルクリックしてインストール開始です。



  6. インストーラーが起動します。あとは指示に従うだけです。

    かかれている文章もちゃんと目を通しておいてください。


  7. 必要があれば、カスタマイズを選択して「c-cilent.cf」ファイルもインストールしてください。



    IMAPに設定などを追加する際に利用するファイルです。利用するにはIMAPでc-cilentを利用すること意味を理解をしておく必要があります。


  8. インストールが無事完了したら作業終了です。



SSLの設定

 UW IMAP SetupPack for Macはインストールしただけでは残念ながら動きません。UW IMAPはSSLやcram-md5など、通信時に安全性が確保されるようになっていないと使えないようになっています(外すにはオプション付きでmakeしなおさないといけない)。
 ですので、インストールが終了したら、必ず次のページの設定に従って、SSL暗号化のための設定を済ませてください。なんとも煩雑な作業で、とても気が滅入るのですが、それがすめば、お楽しみのメールサーバー完成です。

Mac OS Xをメールサーバーにしよう-SSL編-




 UW IMAP SetupPack for Macで構築される環境は、「IMAPやPOPでメールを受信するユーザー名とパスワード」=「Mac OS Xのユーザー名とパスワード」となっています。ひょっとしたらメール受信の隙を突いて、悪意ある人にユーザー名とパスワードを盗まれてしまうかもしれません。ユーザー名とパスワードを盗んだ悪い人は、あなたに成り代わってMacを好きなようにいじくり回してしまうことも考えられます。これを防ぐためにSSLでの接続が必須なわけです。
 IMAPやPOPでメールを受信するユーザー名とパスワード」=「Mac OS Xのユーザー名とパスワード」というのをやめればよいのですが、この設定についてはまた後日にしたいと思います。




うまくいかない場合

 UW IMAP SetupPack for MacはインストールにAppleさんのXcodeがインストールされている必要があります。Xcodeは、Apple Developer Connectionで無償ダウンロードできますので、まずそちらをインストールしてから利用してください。ダウンロードするにはADCにメンバー登録する必要があります。無償です。ステップが多いですけどがんばってみてください。

Apple Developer Connection



それでは、お疲れ様でした。

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