Mar 20, 2008

Mac OS XでMLサーバー構築-Mailman SetupPack編-RC3リリース

MailmanSetupPack_iconRC3.png

 開発版バージョンRC3をリリースしました


 ちょっとしたコミュニティーとか、職場での情報連絡、サークルやゼミの情報交換に便利なのがメーリングリストというシステムです。自宅や会社のMacでもメーリングリストサービスをはじめられたら、情報連絡楽だろうにナァと、思ったりすることもあるわけです。

 GNUライセンスとして開発・配布されているフリーウェアの「Mailman」をMac OS X10.5(Leopard)にインストール、セットアップしてくれる「Mailman SetupPack for Mac」を公開しました。このSetupPackを利用すると、運がよければあなたのMac(LeopardまたはTiger)にMailmanメーリングリストサービスを構築することができるかもしれません(楽観的希望)。

Mailman, GNU メーリングリスト管理システム


[はじめに]

 このインストーラはMac OS X10.5(Leopard)に「Mailman2.1.9」および「Mailman_Setup Script」および「その他設定ファイル類」をインストールします。このソフトウェアを利用することで、運が良ければあなたのMacにMailmanメーリングリストサービスを構築することができるかもしれません。



[今回のバージョンについて]

 開発版バージョンRC3では、基本設計の大幅な変更を行いました。いままでは私の手元の環境で、OSのバージョンごとにconfigureしたファイルを作成し、それをパッケージに梱包していました。本バージョンからはインストーラー自身にconfigureとmake installを実行させる方法を採用しています。これによりお使いの環境により適したmailmanサービスを構築することができます。
 またMac OS X10.5(Leopard)では、標準搭載されているpython2.5とmailmanの互換性から、インストールは成功しても、メーリングリスト作成やメンバー登録を行うと、「Bug in Mailman version~」エラーが出て運用ができない問題がありました。今回のバージョンではこの問題を解決するためのPatchを梱包し、適用されるようにしました。
 細かい修正とフィードバック収集後、本バージョンを正式版として公開することになりそうです。



[動作環境]

 いまのところMac OS X10.4(PowerPC)、またはMac OS X10.5(PowerPC)およびMac OS X10.5(Intel)専用です。Mac OS X10.3(PowerPC)またはMac OS X10.4(Intel)での動作はわかっていません。



[重要]
 Mailmanをはじめ、メールに関わるサービスを構築する際は、十分な理解と対策、覚悟を持って行ってください。注意しないと思わぬトラブルを引き起こし、あなただけでなくたくさんの人にも迷惑をかけることになるかもしれません。また、このインストーラーは既にMailmanサービスを構築してある環境では使用しない方がいいと思います。ひょっとしたら現在ある環境に不具合を与えるかもしれません。



[このソフトウェアについて]

 このソフトウェアは以下のファイル類をインストールします。
  • /usr/local/内にmailman(mailmanのバージョン2.1.9)ソフトウェア
  • Applicationsフォルダ内に設定を行う「Mailman_SetupPack_for_Mac」
  • Leopardの場合、/etc/apache2/other内にmailman管理webページ用設定ファイル
  • Tigerの場合/etc/httpd/httpd.confにmailman管理webページ用設定の追記
  • /Library/LaunchDeamonsにmailmanを自動起動させる為のlaunchd.plist

インストールが終了すると、アプリケーションフォルダにある「Mailman_Setup_Script」が自動的に起動します。あとは起動したスクリプトの指示に従って作業を完了すれば構築完了となります。またアプリケーションフォルダに入っている「Mailman_Uninstall_Script」を利用すると、このソフトウェアによってインストールされたファイルや設定記述等を削除することができます。



[インストールの前に]

 Mailmanメーリングリストサービスを運用するには、当然ですが、構築するMacでメール送信サービス「Postfix」が起動、利用できる環境になっている必要があります。このソフトウェアをインストールする前に、まずPostfixの設定を確認しておいてください。
 それとインターネット上から利用できるようにする為にはドメインネームを取得しておく必要があります。事前にddo.jpなどからフリーのドメインを取得しておいてください。
 また可能ならドメインネームの解決ができるようにBINDまたはhostファイルが設定されているとトラブルが減るかと思いますが、このへんは、なくてもとりあえずは動くと思います。



[インストール前に読んでおきたいところ]

Mailmanのマニュアルでのインストールや、Postfixの設定、Bindの起動、ドメインネームの取得等は以下のページを参考にしてください。
Mac OS Xをメールサーバーにしよう-Postfix編-
Mac OS Xでメーリングリストサーバーをつくろう-Mailman編-
Mac OS XでDNSサービスを起動させよう-BIND9編-
Mac OS Xでフリーのドメインネームを利用しよう



[更新履歴]

2008.3.20 RC3公開
 基本設計の大幅変更。使用環境に最適化されたMailmanを導入できるようになった。
 Mac OS X10.5(Leopard)で発生するpython2.5とmailmanの互換性を解決するPatchを梱包。
 正式版リリースの最有力バージョンとなります。

2007.12.30 RC2公開
 Mailman SetupPack for LepardからMailman SetupPack for Macに改名。IntelMacで動作しなかった問題を修正。Mac OS X10.4(PowerPC)および10.5(PowerPC&Intel)で動作するようにした。Uninstall ScriptでCrontabの消去に対応。TigerではAppleScriptの動作が遅かったり、osaxエラーが連発する場合があり、構築できる場合とできない場合がある。Mailman起動時、シェルを利用しているため、ターミナルウィンドウが開くが、管理者権限で起動しているにもかかわらず管理者パスワードの入力を求められる問題が解決できていない(ウィンドウが開いたら自分で入力、対応してください)。

2007.12.10 RC1公開
 おおよそ動作するようになったので公開。Mailman起動時、シェルを利用しているため、ターミナルウィンドウが開くが、管理者権限で起動しているにもかかわらず管理者パスワードの入力を求められる問題が解決できていない(ウィンドウが開いたら自分で入力、対応してください)。



[注意]

私はゲーム機を見るとすべて「ああ、ファミコンですか」というぐらいおおざっぱな人間でして、そんなおおざっぱな人間がAppleScriptを正しく作成できたと思える自信が全くありません。なので、どのぐらいの環境で動くのかさっぱりわかりませんし、ほんとうに正しく設定できているのかもわかりません。とりあえず私のMacの上では動きましたというレベルです。難しいことはよくわかりませんが、フリーウェア、GPLウェアとか呼ばれているソフトウェアとして配布しております。好きに改変してお使いになるなり、修正に必要な情報などをお教えいただければ幸いです。ほんとすみません。
 仲間内での勉強用に作成したものですので、不都合、問題などありました際はすぐに削除するつもりでおります。それにかかわるご助言などをお願いいたします。




Mailman_SetupPack_for_Mac_v1RC3.zip ( application/zip : 8331 KB)



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