Oct 12, 2007

Mac OS XでBlog環境を作ろう-WordPress Setup Script for Mac編-

Panther tiger


 Mac OS X(TigerやPanther)に、多機能、管理機能に優れたBlogシステム「WordPress ME」の構築をお手伝いしてくれるインストーラパッケージを作成してみました。

 このインストーラーを利用することで、WordPress MEのインストールとWordPressを起動するのに必要な最低限の設定を手軽に完了することができます。



とても高機能なWordPress ME。



アプリケーションフォルダ内に
WordPressME_Install_AppleScriptをインストール



 なお、手動でのインストールを行う場合や、そのほかの細かい設定などを考えたい場合は、以前にまとめたログの方を参考にしてみてください。またWordPressME本家の方にある情報などものぞくととても参考になると思います。




構築に必要なもの

 「WordPress SetupPack for Mac」を利用してWordPressMEをインストールおよび設定するためには、Mac OS Xに次の環境が必要になります。必ず以下の環境を整えてからインストールを行ってください。

 もし、まだMySQLもPHP環境もphpMyAdminもインストールしていない場合は、まず、「DB SABA StartPack」を利用すると少し楽だと思います(ただしDB_SABA_StartPackはうまく動かないこともあります。そのときはフォーラムなどに質問して解決を探してみてください。)

  • Mac(Mac OS Xを搭載しているもの。ここは10.4.x(Tiger)で進みます)
  • Safari
  • MySQL4.0また4.1または5
  • PHP4または5
  • phpMyAdmin
  • やる気
  • オープンソースコミュニティへの応援
  • セキュリティーとプライバシーへの配慮
  • インターネットを構築してくれた方々への畏敬の念
  • postfix(なくてもかまいません)



WordPress_SetupPackのダウンロード

  1. 早速、WordPressME SetupPackのダウンロードと行きたいところですが、そのまえにもう一度、自分のMacにMySQLとPHPとphpMyAdminがインストールされているかを確認してください。「インストールしてあるよ」という人は先に進んでください。インストールした覚えがない、よくわからないという場合は、とりあえず、以下のページからDB_SABA_StartPackをダウンロードして、インストールと設定を完了させてください。

    Mac OS Xでサーバー稼業:DB_SABA_StartPack




  2. MySQL、PHP, phpMyAdminの装備が終わったら、以下のページからWordPressME SetupPackをダウンロードしてください。

    Mac OS Xでサーバー稼業 : WordPressME SetupPackt for Mac


    「WordPressME Setup Script for Mac」ダウンロードページに移動して...



    下の方にあるリンクからダウンロードを実行します。


    ダウンロードが始まります。


  3. ダウンロードが終了すると、デスクトップにWordPress_SetupPack_RC1.dmgとかかれたファイルとイメージドライブが現れます。また同時に、インストーラーの入ったウィンドウも開くはずです。

    イメージドライブ(右)がマウントされない場合は、ファイル(左)をダブルクリック。


    マウントが完了すると上記のようなウィンドウが開く。


  4. 右上のパッケージをダブルクリックしてインストールを実行します。



  5. インストーラーが起動します。あとは指示に従ってインストールを完了させます。

    インストーラーが起動したら、続けるを押して先に進みます。


    管理者パスワードを入力するとインストール開始です。


    インストールはあっという間に終了します。


  6. ここまででWordPressMe Setup Script for Macのインストールは完了です。続いてWordPressMEをあなたのMacで使えるようにするための設定にすすみます。自動的に設定用AppleScriptが起動します。



Step1 -インストール前の確認-

 WordPressMEを利用できるようにするためには、3つのステップが必要です。インストール完了後、起動するAppleScriptで一つずつ解決していきます。

  1. 「実行する」を押して先に進みます。

    OKを押して先に、


  2. もう一度Mac内にphp、MySQL、phpMyAdminが入っているかを確認します。「続きを読む」を押して先に進んでください。



  3. [確認1]が表示されます。ここでは、すでにすんでいるものとして先に進みますます。「インストールしてある」を押して

    「インストールしてある」を押して先に進みます。まだインストールしてない人は「まだしていない」を押してください。


  4. [確認2]が表示されます。パーソナルウェブ共有が起動しているかを確認してください。まだの場合は、システム環境設定から「共有」パネルを開いて、「パーソナルウェブ共有」をオンにしてください。

    起動していたら先に進む。


  5. [確認3]が表示されます。MySQLにユーザーを作成してあるかを確認します。もし作成してある場合は続きを読むを押して先に進んでください。まだ作成してない場合は、新規ユーザー作成に進んでください。ここでは、まだ作成していないものとして進みます。

  6. MySQLのことをよくわからない人もいるかもしれませんが、簡単に言うとWordPressのデータを管理してくれる図書館みたいな存在がMySQLです。Step1で作成するのはその図書館を利用するための会員証をつくる作業です。


  7. あなたのMacにインストールされているphpMyAdminのURLを入力してください。DB_SABA_StartPackを利用した人はこのままOKを押して大丈夫です。

    URLを必ず正しく入力してください。


  8. Safariにログインを求めるダイアログが表示されます。Nameにはrootを、パスワードにはMySQLをインストールしたときに決めたrootのパスワードを入力します。(ちゃんと覚えていますか?)



    ユーザー概略ページが開きます。


  9. ユーザー概略ページが開いたら、AppleScriptにもどって「ページが開いたので先に進む」ボタンを押して先に進みます。



  10. ページ左下に「新しいユーザーを作成する」リンクがあるので押して先に進みます。ページが進んだらAppleScriptのボタンも押して先に進んでください。




  11. ユーザー作成ページに進んだらユーザー名に好きなユーザー名を、ホストにはlocalhostを、パスワードには好きなパスワードを入力してください。ユーザー名とパスワードはこの後すぐ使いますので忘れないでください。


    ここでは例としてユーザー名をhogehoge、パスワードにtestと入力してあります。入力したらAppleScriptも先に進めます。


  12. ユーザー専用データベース欄の「同名のデータベースを作成してすべての権限を与える」にチェックをつけます。



  13. 「実行する」を押して作成を完了させます。




  14. これでMySQLユーザーの作成は終了です。次へを押してステップ2に進みます。



Step2 MySQLにデータベースを作成する-

  1. MySQLにデータベースを作成します。

    この作業は、たとえていうとWordPressのデータを保管、管理してくる図書館(つまりMySQL)にWordPress専用の本棚を用意するような作業です。


  2. 先ほど作成したMySQLユーザー名を入力します。

    ここではさっきhogehogeと入力したのでhogehogeといれました。


  3. つづいて先ほど作成したMySQLユーザーのパスワードを入力します。

    ここではさきほどtestと入力したので、testといれました。



  4. WordPress用のデータベース名を入力します。半角英数字に限ります。よくわからない場合は、このままでオーケーです。

    WordPress専用の本棚に名前をつけるような作業です。



  5. 作成に成功しましたと無事出れば、オッケーです。

    これで最大の難関は突破しました。
    うまくいかないときはこのページの最後、「うまくいかない時」を参考にしてください。



Step3 WordPressの名前設定

 WordPressに名前をつけるステップです。これはブログのURLの一部になる作業です。

  1. Step3が始まります。



  2. あなたがブログで使いたいとおもう名前をつけてあげます。つけたらOKを押して先に進みます。

    ここでつけた名前が「http://hogehoge.com/ここでつけた名前/」としてURLの一部になります。


  3. 無事成功と出たら次のステップに進みます。





Step4 wp-config.phpの作成

WordPressMEが正しく動作するために必要な設定ファイルを作成していきます。

  1. Step4がスタートします。

    めんどくさいなと思うかもしれませんが、あっという間に終わりますのでご安心を。


  2. 作成ボタンを押せば、wp-config.phpの作成は終了です。



  3. Step4はこれだけで終了です。そしてこれでWordPressを起動させるのに必要なステップはすべて終了したことになります。




Step5 WordPressMEにアクセス

これでWordPressが正しく動作できるようになりました。早速WordPressにアクセスしてみましょう。

  1. 「WordPressにアクセス」を押して先に進みます。



  2. WordPress自身がおこなうインストール作業に進むよう、メッセージが出ます。



  3. ページのinstall.phpというリンクをクリックして先に進みます。




  4. ここから先はWordPress自身が行うインストール作業になりますので、WordPressの指示に従って作業を終了させてください。

    右下のFirstStepで先に進みます。


  5. First Stepでブログ名とメールアドレスを設定したら、「Contiune Second Step」を押して先に進みます。



  6. Second Stepの画面になります。



  7. ページ中程に「ログイン名」と「パスワード」が書いてありますので、ここをどこかにメモしておいてください。これを忘れてしまうと、せっかくインストールに成功してもログインできず路頭に迷うことになります。

    忘れないようにキーチェーンアクセスに登録しておくと安心。



    パスワードの行を選択して、デスクトップにドラッグアンドドロップすればクリッピングテキストとして保存されるので、とりあえずはこの方法でもオッケーだと思います。ただし人には見られないように。


  8. ページ下の「ログインアドレス」のリンクをクリックして、ログインページに進みます。




  9. 先ほどのIDとパスワードを入力してログインすれば....



  10. WordPress管理ページが開きます。必要に応じて各種設定を行ってください。

    まってました


  11. ページ上野「サイト表示」リンクを押せば、待望のブログのトップページに出ます。



  12. WordPressMEのトップページが表示されれば、あとはもう安心です。



  13. これですべての作業は終了しました。なお、このページのURLを忘れないようにしておきましょう。






うまくいかないとき

ページの表示が壊れている/テーマが表示されない

 WordPressをインストールしたMac自身で動作確認を行ったときは、ページはきれいに正しく表示されていたにもかかわらず、LAN内にあるほかのマシンからアクセスすると、テーマが表示されず、文字だけの表示になってしまうことがあります。


ほかのマシンからアクセスすると、こんな風にテーマが適用されず、文字だけの表示になってしまっている。

 これは、上述の「インストール後の設定-URL-」にある「WordPressのアドレス(URI)」の設定を見直す必要があります。おそらくここが「127.0.0.1」または「localhost」になっていると思われます。LAN内のほかのMacからもこのブログにアクセスできるようにするためには、ここにはサーバーにしたMacのIPアドレスを入力する必要があります。Macの「IPアドレス」はシステム環境設定のネットワークパネルを開けば確認できますので、その数値を入れてください。


MacのIPアドレスが192.168.1.3だった場合「WordPressのアドレス(URI)」を

http://127.0.0.1/~namahage/myblog

から

http://192.168.1.3/~namahage/myblog


のように変更。

 また「WordPressのアドレス(URI)」の入力が、ドメインネーム(たとえばmydomain.comのような)になっている場合にも、同様の表示になることがあります。これはWordPressをインストールしたMacがドメインネームを解決できていないために起こります。この場合は、MacにDNSサービスを起動させるか、hostファイルを編集するかどちらかの方法で、Macがドメインネームを解決できるようにする必要があります。

BINDの設定の仕方は以下を参考にしてみてください。
Mac OS XでDNSサービスを起動させよう-BIND9編- その1
Mac OS XでDNSサービスを起動させよう-BIND9編- その2


hostファイルの設定は以下のフォーラムを参考にしてみてください(/etc/hostsファイルの例でフォーラム内検索すると見つかります)
フォーラム:Mac OS XでBlog環境を作ろう-WordPress ME編-

それではおつかれさまでした。

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