Feb 18, 2007

Mac OS XにMoodleをインストールしよう-Moodle v1.7.1-

tiger


 Moodle(ムードル)は、学校の先生がオンラインで学習課程を作成するGPLソフトウェアです。世界中の教育者が利用している優秀なソフトウェアだそうです。

 Moodleは現在、MAMP上での利用が可能なパッケージとして配布されています。ちょっとの設定を済ませれば、あとはダブルクリックですぐに利用ができるすてきな環境が用意されています。本来ならそちらの導入を紹介したいのですが、ここではあえてソースからMac OS X(Tiger)にMoodleをインストールし、正しく動作させる方法を考えていきます。初めての人にはかなり難易度が高く、また時間的なものが要求されるかもしれません。



Moodle : Moodle本家
Japanes Moodle : Moodle日本語サイト


 Moodleは、公式サイトで3つの形式で配布されています。ソースで配布されているもの、Mac OS X用にパッケージングされているもの、Windows用にパッケージングされているもの、です。

 「サーバーのことはよくわからないよ。」という人は、Mac OS Xのパッケージを使用したほうが楽だと思います。このMac OS Xパッケージとして配布されているものは、「MAMP」というソフトウェア上で動作させるものです。こちらのパッケージを利用するとまるで普通のソフトをダブルクリックして動かすように、Moodleを利用することができます。

 ここでは、あえてMac OS X用に用意されているMAMPパッケージではなく、ソースからMoodleをインストールする方法を考えていきます。

 なお、Moodle ver1.7.1をインストールするためには、Mac OS XにMySQL4.1.16以上とPHP4.3.0以上がインストールされている必要があります。ここでは、次の環境が用意されていることを前提に進めていきます。

動作環境

  • Mac OS X 10.4.x(TigerまたはPanther)
  • MySQL4.1xまたはMySQL5.0.x
  • PHP4.3xまたはPHP5.2.x
  • phpMyAdmin2.x


 PHP4.3.xとMySQL4.1以降のバージョンとの組み合わせで構築する場合、仲良く過ごしてくれないことがあるようで、phpMyAdminでMySQLにアクセスできず、苦労をすることがあります。

"#1251 - Client does not support authentication protocol requested by server;consider upgrading MySQL client" というエラーが発生してしまいます。

 この問題を解決するには、まず、
「PHP4.3xとMySQL4.1xのパスワード互換性を解決しよう」
を行い、互換性がとれるようにしておく必要があります。
Pantherユーザーは、いまのところPHP5.2を手軽にインストールすることができるEntropyPHPというパッケージが、用意されていないため、上記での対応が必須になります。

ただし、すでに、MySQLとPHPで無事にサーバーが動作している人は、無理に上記のバージョンにあげたり、下げたりしないでください。ソフトウェアによってはいままで正常に動作してくれていたのが、バージョンをあげたことによって、不具合が出てしまう可能性があります。安定動作しているなら、動作確認なくしての無理はあなたの抜け毛を増やす結果になります。




 この作業では以下のステップがすんでいることを前提に進めていきますので、取りかかる前に、最低限、次のステップをすませておかないといけません。




必要なもの

  • Mac(Mac OS Xを搭載しているもの。ここは10.4.x(Tiger)で進みます)
  • Safari
  • テキストエディット
  • やる気
  • 教育魂
  • オープンソースコミュニティへの応援
  • セキュリティーとプライバシーへの配慮
  • インターネットを構築してくれた方々への畏敬の念




MySQL5.0のインストール

 まず、MySQLをダウンロード、インストールする必要があります。ダウンロードするバージョンは、MySQL4.1またはMySQL5.0です。MySQL4.1をおすすめしておきます。基本的な作業は、以前にやった「Mac OS XにMySQLをインストールしよう」を参考にしてください。行わなくてはいけない作業は特に違いはありません。


MySQL.org
「Mac OS XにMySQLをインストールしよう」


いろいろあるけれども、私の場合このなかの....



Standardをダウンロードしていきます。お使いの環境に合わせ、よく見て選択します。

 注意することといえば、Mac OS X (package format)となっている場所を見つけたら、自分のMacにあったパッケージをダウンロードすることです。いろいろあってわかりにくいのですが、私のようにはPowerPCG4、Mac OS X 10.4を使用してる場合はMac OS X10.4用の「Standard」をダウンロードすることになります。PowerPCG5の人は64bit版を、InterMacの人はx86版をダウンロードすることになります。




Entropy PHPのインストール

 続いてEntropy PHPのインストールです。これは簡単です。ダウンロードしたら、あとはダブルクリックするだけで済みますので。以前のログ「Mac OS XにEntropyPHPをインストールしよう」を参考にして行ってください。

EntorpyPHP -homepage of Marc Liyanage-
「Mac OS XにEntropyPHPをインストールしよう」


Pantherユーザーは5.2.1をダウンロードしてもインストールできないので注意。



phpMyAdminインストールと設定

 これについても、私の以前のログ「Mac OS XにphpMyAdminをインストールしよう」および「.htaccessでphpMyAdminのアクセス制限をしよう」を参考にしてください。

 ログの方にもありますが、注意することは、config.ini.phpの場所と名前が少し変わっていることです。"config.ini.php"という名前のファイルを編集するさぎょうがありますが、phpMyAdmin2.7ぐらい以降から、config.default.iniという名前になっており、phpMyAdminのlibraryフォルダのなかにあります。




Moodleのダウンロード

 やっとこさ、本陣へのアプローチです。すでに力尽きた人がいないことを祈ります。まずはじめに行うのはMoodleのダウンロードです。

  1. Moodle本家のページへいき、左側のメニューからダウンロードページへ進みます。






  2. ダウンロードページが開いたら、ページをスクロールして「Latest Stable Branch」とあるバージョンを選びます、ここでは「Moodle 1.7.1+」というバージョンになります。



    なお、このページの上の方にはGenetic PackagesとWindows packagesとMac OS X Packagesとが選択できるようにありますが、ここでは「Geneteic Package」のものを利用しますので、間違えないでください。



  3. .zipフォーマットところの「Download」をクリックして、ファイルをダウンロードします。.tgzでも別にかまいません。




  4. クリックするとダウンロード実行ページに移動しますが、少し何もしないで待っていると、自動的にダウンロードが始まります。



  5. ダウンロードが終わるとこんなメッセージが出ます。続けるを押して先に進みます。



  6. デスクトップに「moodle」フォルダができあがります。



  7. これでmoodleのダウンロード作業は終了です。



Moodleの設置

 moodleを適切な場所に設置します。

  1. Macintosh HD(システムがインストールされているドライブ)をダブルクリックして開きます。



  2. つづいて「ライブラリ」フォルダを開きます。



  3. ライブラリフォルダの中はうじゃーっとフォルダがあって、心拍数が上がりますけれど、その中からWebServerというフォルダを探し、開きます。



  4. このなかに「Documents」というフォルダがありますので、この中に、デスクトップにある「Moodle」フォルダを放り込みます。

    どっこいしょっと。


Moodledataフォルダの設置

次にMoodleのデータなどを保管するフォルダを用意してあげます。

  1. 「WebServer」フォルダに新規フォルダを作成し、名前を「moodledata」とします。


    WebServerフォルダに新規フォルダを作成します。


    名前が「名称未設定フォルダ」となっていますので...


    これを「moodledata」と変更します。


  2. つぎにmoodledataフォルダをクリックして、Finderメニューから「情報を見る」を実行します。



  3. 情報ウィンドウが開きます。この下のほうにある「所有者とアクセス権」の「詳細な情報」を開きます。



  4. アクセス権が以下のように設定されているので、オーナーをwwwに、グループをwwwに、その他をアクセス不可に設定します。注意するのは、先にその他、グループから変更することです。最初にオーナーを変更してしまうと、その他、グループが変更できなくなります。順番を間違えたら、もう一度オーナーを自分に戻せば、オッケーです。
    こうなっているのを変更していきます。



    アクセス権を変更しようとすると認証を求められるので、管理者としてのアカウント、パスワードを入力して対応します。



    上記のように変更すればオッケーです。あとは閉じてしまってかまいません。


  5. これでMoodleの設置作業は終わりです。



PHPの設定

Moodleのインストールを始める前に、PHPの設定を済ませておきます。心拍数が上がる、ちょっとしんどい作業ですががんばりましょう。

  1. Finderメニューの移動から「フォルダへ移動...」を実行します。



  2. フォルダへ移動ダイアログが出ますので、次の通り入力します。

    PHP5を使っているユーザーの場合、
    /usr/local/php5/lib/

    PHP4.3xを使っているユーザーの場合、
    /usr/local/php/lib/



  3. libフォルダが開きます。なんといいますか、もうやめようかというぐらい、やーな感じのファイルがいっぱい出てきますが、いじるのはたった一つですので、気楽に構えてください。



  4. このフォルダの中から、「php.ini」という名前のファイルを探し出します。結構後ろの方にあります。



  5. これをドラッグアンドドロップで、デスクトップにコピーします。(ドラッグアンドドロップするだけで自動的にコピーになります)

    どっこいしょっと。


  6. このファイルは大事なので、何か起きたときのためにかならずもう一つ、バックアップ用にコピーしておきます。適当なフォルダを作ってしまっておくとよいです。




  7. デスクトップにコピーしたphp.iniをテキストエディットで開きます。


    メニューから開いてもよし、ドラッグアンドドロップしてもよしです。


  8. このファイルの中から、次の記述を探し出します。

    post_max_size = 8M




  9. この部分を次のように変更します。

    post_max_size = 16M




  10. つづいて、次の記述を探します。

    upload_max_filesize = 2M




  11. ここを次のように修正します。

    upload_max_filesize = 16M




  12. 修正が終了したら「保存」をして、閉じます。



  13. いま編集が済んだデスクトップのphp.iniファイルを、もとの場所(/usr/local/php5/lib/)に書き戻してあげます。ドラッグアンドドロップするだけです。

    もし、フォルダをすでに閉じてしまっていたら、前述の方法でまた開いてください。


  14. ドラッグアンドドロップすると、認証を求めるダイアログが出ますので、認証ボタンを押して先に進みます。



  15. 置き換えを求めるダイアログが出ますので、「置き換え」をクリックします。



  16. ユーザーアカウントとパスワードを聞かれますので、入力します。

    Macの管理者アカウントとパスワードを入力します。


  17. 認証されれば、書き戻しは終了です。



  18. このままだと、アクセス権が正しくありませんので修正を行います。php.iniをクリックして、Finderの「情報を見る」を実行します。



  19. 情報ウィンドウが開いたら、一番下の「所有者とアクセス権」の「詳細情報」クリックして開きます。



  20. 所有者とアクセス権を変更します。まずグループをstaffに、オーナーをシステムに変更します。注意するのは、先にグループから変更することです。先にオーナーを変更してしまうと、グループが変更できなくなります。順番を間違えたら、もう一度オーナーを自分に戻せば、オッケーです。認証を求められたら対応します。

    こうなっているのを....


    こんな具合に。


  21. これでphpの設定は作業は終了です。


パーソナルWeb共有の再起動

 php.iniに行った設定を有効にするために、一度「パーソナルWeb共有」を再起動させます。

  1. アップルメニューの「システム環境設定」を開きます。



  2. 「共有パネル」を開きます。



  3. 「パーソナルWeb共有」を一度オフにして、もう一度オンにしておきます。

    パーソナルWeb共有のチェックを一度外します。


    一度外したら、もう一度チェックをつけます。




  4. これでさきほどphp.iniに行った設定が読み込まれました。



MySQLにMoodle用のユーザーを作る

Moodleは学生さんの情報を管理するのにMySQLを利用します。Moodle用にMySQLユーザーを用意しておきます。

  1. SafariからphpMyAdminをひらきます。すでに作ってある場合はこのステップは飛ばします。私のページを元にしてphpMyAdminをインストールした場合は、以下のURLで開けるはずです。





  2. 特権をクリックします。



  3. 特権を設定するページになります。



  4. "ユーザーの追加する"をクリックします。




  5. "ユーザーの追加する"ページになります。




  6. ユーザー名、ホスト、パスワードを入力します。ここではユーザー名をhogehoge、パスワードをtsukaitaipasswordと入力してあります。自分の好きな名前とパスワードを設定してください。ただし、絶対に忘れないように。パスワード管理の方法はこちらを参考にすると後が楽になります。「キーチェーンでパスワードを管理しよう」


    ホスト名はポップアップから「ローカル」をえらべば自動的に入力されます。


  7. グローバル特権を設定します。SELECT, INSERT, UPDATE, DELETE, FILE, CREAT, ALTER, INDEX, DROP, CREATE TEMPORARY TABLESにチェックをつけておきます。



  8. 実行するを押します。





  9. "ユーザーを追加しました"とでます。これでユーザーの追加作業は終了です。




MySQLにMoodle用のデータベースを作る

  1. 次にMoodleが使うデータベースを作成しておきます。SafariからphpMyAdminをひらきます。



  2. メニューから「データベース」をさがして、クリックします。



  3. データベースのページが開きます。このページの一番下にMoodleで使用するデータベース名を入力します。ここにmoodleと入力してください。

    一番下をよくみると...


    新規データベースを作成するという項目があるので



    のように入力します。


  4. 入力したら、「作成」ボタンを押します。



  5. 「作成しました」と表示されればばっちりオーケーです。これでphpMyAdminでデータベースを作成する作業は終了です。



  6. ここまでの作業が済めば、あとは楽なものです。ご苦労様でした。つぎはいよいよMoodleのインストールになります。ここから先の作業は、苦労が多かった分、感動ひとしおですよ。



Moodleのインストール

 いよいよMoodleをインストールします。インストール作業はSafariだけでできますので、とても簡単です。

  1. Safariで以下のアドレスを開きます。

    http://127.0.0.1/moodle/



    もしあなたが、ドメインネームを持っているならそちらを利用します。または固定IPを持っている場合はそれでもかまいません。

    例)ドメインネームを持っている場合
    http://mydomain.ddo.jp/moodle/

    例)固定IPアドレスを持っている場合(グローバルIPアドレス)
    http://220.220.248.1/moodle/

    例)固定IPアドレスを持っている場合(ローカルIPアドレス)
    http://192.168.0.2/moodle/


     Moodleを学校のLANの中でしか使わないのなら、ローカルのIPアドレスを利用するとよいと思います。(上記のアドレスは例ですので、これを入力するというわけではないのでご注意ください。なにしろ一つめのグローバルIPアドレスはアップルさんのですし)
     自分のIPアドレスは、アップルメニューから「システム環境設定」を開いて、ネットワークパネルを開けば確認することができます。
     Moodleを学校のLANの外から(つまりインターネットから)も使うようにしたいのなら、グローバルIPアドレスやドメインネームを利用します。ドメインネームを利用した方が、学生さんも気が楽だと思います。なにしろ3桁数字の四つの組み合わせをいつも覚えておかないといけないのはつらいでしょうから。学校側からドメインネームの供給が期待できないときは、セキュリティ的に不足しますが、ddo.jpなどのフリーのドメインネームサービスを利用する方法もあると思います(趣味の情報ではなく、教育という大変重要な情報であることから考えますと、はっきり言っておすすめできません)。もし、利用してみたいということであれば、古いログ「Mac OS Xでフリーのドメインネームを利用しよう」を参考にしてください。



  2. Moodleのインストール画面が開きます。ヤッホー!

    ここまでの苦労が一気に報われた気がします。


  3. まずは「Language」を日本語にします。選択したらNextを押して先に進みます。





  4. 画面が日本語になります。PHPの設定チェックが始まります。すべて「パス」になっていればオッケーです。



    すべてパスしていたら、「次へ」ボタンを押して進みます。


  5. Moodleのインストール先を指定するページになります。設定の必要があるのは3項目です。うわーー、なんかむずかしそう、な気分になってきますが、Moodleが自動的に正しい設定をしてくれていますので通常は変更する必要はありません。

    もし、ドメインネームやグローバルIPアドレスを使う予定ならウェブアドレスが、それになっているかどうかを確認します。


  6. 次に、MoodleがMySQLデータベースを利用するために必要な設定を行います。入力が必要になるのはユーザー名とパスワードだけです。ほかの項目はそのままで大丈夫です。ユーザー名とパスワードは上のステップ「MySQLにMoodleのユーザーを作る」で作成したものを入力します。ここでは例としてユーザー名にhogehoge、パスワードにtsukaitaipasswordと設定しましたので、それを入力してあります。入力が済んだら次へ進みます。






  7. Moodleが動作するに十分な環境が用意されているかチェックされるページになります。すべてOKがでればMoodleは動作してくれます。すべてOKの場合は次に進みます。



    よく読むと、いくつか「インストールおよびEnabledを推奨します」という表示が出ているはずです。気になりますが、このまま無視して進んでもMoodleは動きます。ただし、より適切な環境での動作を行わせるためには、このメッセージの指示に従い、php.iniの編集を行っておく必要があります。これについてはまた別で説明できたらと思います。



  8. 日本語言語パックをダウンロードするページになります。まんなかの「ダウンロードする」ボタンを押してしばらく待ちます。すると、日本語ファイルが正常にインストールされたメッセージが出ます。これでMoodleは日本語で動作するようになりました。


    くりっくして、しばらく待つと


    インストール完了のメッセージ。


  9. 次にすす済むと、以下のようなページが表示されます。赤い文字で難しそうなことが書いてありますが、気にせずにダウンロードボタンを押します。



    クリック!


  10. ダウンロードが開始します。まもなくしてダウンロードの許可を求めるメッセージが出ますので、「ダウンロード」を押して完了させます。




  11. デスクトップに「config.php」というファイルができあがります。




  12. これを/Macintosh HD/ライブラリ/Webserver/Documents/moodleフォルダに放り込みます


    moodleフォルダまで移動して...



    config.phpをMoodleフォルダにドラッグアンドドロップします。


  13. ドラッグアンドドロップが終了したら、Safariに戻り、次に進みます。



  14. GPLに関する説明が出ます。中身を読んで理解できたら、「Yes」を押して次に進みます。


    このプログラムはフリーソフトウェアです;あなたはこのプログラムをフリーソフトウェア財団によって公開されたGNU一般公有使用許諾の下で再配布または修正したものを再配布することができます。GNUは ( あなたの考えで ) バージョン2またはそれ以降のバージョンが適用されます。
    このプログラムは、有益であるという希望を元に配布されていますが、一切の保証は致しません。また、暗に含まれた市場性および特定の目的への適合性に関しても一切保証致しません。詳細は下記に添付したGNU一般公有使用許諾をお読みください。


  15. Moodleのデータベース作成が始まります。作業が完了するまですこし時間がかかりますので、じっと待ちます。

    すべてが成功になっていれば順調にすすでいる証拠です。


  16. 無事、データベースが作成されれば「データベースのアップグレードが完了しました。」と表示されますので、安心して次に進みます。



  17. このあと、同じような作業が連続します。「モジュールテーブルの設定」、「プラグインテーブルの設定」、「データベースのアップグレード-backup-」、「データベースのアップグレード-blocks-」、「ブロックテーブル設定」、「プラグインテーブル設定」と進みます。それぞれ「続ける」を押して先に進んで作業を完了してください。どれも作業終了まで少し時間がかかりますので、じっと待ちます。

    同様の作業が、とにかく延々と続きますので、めげずに「続ける」を押して先に進みます。


  18. おおよそのインストール作業はこれで終わりです。次はサイトの設定に進んでいきます。



Moodleのサイト設定

  1. すべてのデータベース設定が終わると、Moodle管理者の設定ページになります。必要な項目を埋めていきます。




  2. まずは、管理者のユーザー名とパスワードです。ここでは例としてユーザー名にmachiko、パスワードにsukinapasswordと入力しました。自分で好きなものを設定してください。ただし、絶対に忘れないようにします。あと、この作業はだれかにのぞき見されないように注意しましょう。


    パスワード管理の方法はこちらを参考にすると後が楽になります。
    「キーチェーンでパスワードを管理しよう」


  3. 続いて、詳細情報を入力していきます。まずは名前から、ここでは例として麻衣マチコさんとして入力しています。



  4. メール関係の入力です。ここで忘れないようにしたいのはメールアドレスです。Moodleで自分のメールアドレスを入力します。管理者としてのメールアドレスになりますので、適切なものを入力します。ほかの項目はそのままでもかまいません。



    メール公開の項目は、このアドレスを全員に見えるようにするか、コースの人だけにするかを選択します。
    メール有効化は、このアドレスを使えるようにするかどうかです。
    メールフォーマットは、メールをHTMLメールにするかどうかです。HTMLメールの方が表現力のあるメールが送受信できますが、HTMLを表示できないメールソフトユーザーやあまり容量の大きいメールを受信するのを嫌う環境(インターネット回線がとても細い)ではプレインテキストフォーマットを選択しておきます。
    メール要約タイプは、Moodleに投稿された記事を要約してメール送信する場合、どの内容まで送るかを設定します。



  5. フォーラム関係です。とりあえずはこのままにしておき、使い始めてからまた設定を変更すればよいと思います。



  6. そのほかの項目です。ここで重要なのは、タイムゾーンの設定です。日本はGMT+9になりますので、間違えずに設定します。




  7. あとは任意入力項目の設定です。自分の写真の画像を持っているなら、新しい写真から選んで設定します。

    インスタントメッセンジャーの「ICQ」「Skype」「AIM」「Yahoo! Messenger」「MSN Messenger」などのIDを持っていたらそれを入力しておくと、生徒さんと手軽にインスタントメッセージのやりとりができ、便利だと思います。


  8. 入力が済んだら、「プロフィールを更新する」をクリックして先に進みます。




  9. フロントページを設定するページになります。必要な項目を埋めていきます。とりあえずは、「長いサイト名」、「短いサイト名」、「フロントページの説明」を入力すればオッケーです。あとはそのままでかまいません。



    入力が済んだら、変更を保存します。


  10. これで、Moodleのすべての設定が終了しました。お疲れ様でした。先ほどの「変更を保存する」をクリックして先に進むと、待望のあなただけのMoodleページが表示されます。

    おおおおおおおおっ!おつかれさまでした。


動作確認

MoodleはあなたのMacの中で動いています。コースや、新しい機能を追加したりできるかを試してみてください。エラーなど起きず、問題なく作業を完了できればオッケーです。




MoodleのURL

Moodleを開くためのURLは以下の通りです。このURLを学生さんにもお知らせすることになります。

http://あなたのグローバルIPアドレス/moodle/

例) http://220.220.248.1/moodle/

または

http://あなたのローカルIPアドレス/moodle/

例) http://192.168.0.2/moodle/

または、ドメインネームを持っているなら、

http://あなたのドメインネーム/moodle/

例) http://earlybirds.ddo.jp/moodle/


 自分のIPアドレスは、アップルメニューから「システム環境設定」を開いて、ネットワークパネルを開けば確認することができます。
 Moodleを学校のLANの外から(つまりインターネットから)も使うようにしたいのなら、グローバルIPアドレスやドメインネームを利用します。
ドメインネームはネットワーク管理者の方に相談してみるのがよいと思います。



以上でMoodleの構築は終わりです。それではお疲れ様でした(本当に...)。

 大変申し訳ないのですが、私、畑違いで使い方についてはよくわからないことばかりです。詳しい情報は本家サイトを参考にしてください。ただ、すごい統合性と拡張性に優れていて、これは何となく、教育関係だけじゃなくても使い道ありそうな気がしています。すごい。

Moodle : Moodle本家
Japanes Moodle : Moodle日本語サイト



あと、MAMPを利用したMoodleの設定方法は、それほど難しいことはないと思いますので、いつか機会があればまとめたいと思います。


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