Dec 01, 2005

Mac OS Xでメーリングリストサーバーをつくろう-Mailman編-

tiger



 ちょっとしたコミュニティーとか、職場での情報連絡、サークルやゼミの情報交換に便利なのがメーリングリストというシステムです。情報を共有するにはもってこいのシステムです。こうしたサービスは、infoseekさんやFreeMLさんなどで提供されているのが有名で、Safariなどのブラウザから会員の登録や削除、配信の開始や停止が簡単にできて、とても便利になっています。

 あー、Macでもこんな高機能なメーリングリストサービスをはじめられたら、職場の情報連絡楽だろうにナァとか、サークルのスケジュールも間違いへるかなぁ、なんて思ったりすることもあるわけです。GNUライセンスとして開発・配布されているフリーウェアの「Mailman」をインストールすれば、使いやすくて高機能なメーリングリストサービスをMacOSX(TigerやPanter)でも実現することができます。ここではMac OS XにMailmanをインストールして、メーリングリストサービスを作る方法を考えていきます。




 ここではMailman2.1.6をMac OS X10.4.3にインストールしていきます。


 このステップをはじめる前に、

をすませている必要があります。


[確認]
作業を完了させるには、Mac OS XにXcodeがインストールされている必要があります。インストールされていないと、使えないコマンドがあり先に進めなくなります。XcodeはMac OS Xに付属しているCDやDVDに入っていいます。ない場合は以下からで無償ダウンロードできます。

Apple Developer Connection : XCode


必要なもの

  • Mac(Mac OS Xを搭載しているもの。ここは10.4.3(Tiger)で進みます)
  • XCode(Apple Developer Connectionで無償ダウンロードできます)
  • Safari(またはShiira, Firefox, Mozilla, Omniweb, iCab, Camino, InternetExploreなど)
  • Terminal
  • mi
  • やる気
  • オープンソースコミュニティへの感謝
  • セキュリティーへの配慮
  • インターネットを構築してくれた方々への畏敬の念



Mailmanのダウンロード

 まずは、Mailmanをダウンロードしてきます。

  1. SafariでMailman, GNU メーリングリスト管理システムへ移動します。



  2. 上のMenuからダウンロードに進みます。



  3. ダウンロードページに移動します。ちょっとスクロールすると、ページ中程にファイルのダウンロード先へのリンクがあります。



  4. 4つミラーサイトが紹介されています。どれでもかまいませんのですきなサイトを選んでください。ここでは「日本語Mailman」からダウンロードしています。

    日本語Mailmanのサイトからはsourceforgeとちがってダイレクトに落とせますので楽です。


  5. デスクトップにmailman.tar.gzというファイルができます。ダブルクリックして展開してください。



    Stuffit Expander等でどうぞ。


  6. これでデスクトップには以下のファイルが出来上がっているはずです。これでMailmanのダウンロードは終了です。




mailmanのインストールをはじめる前に

mailmanをインストールするまえに、インストール先のフォルダを作ります。

  1. まずデスクトップにmailmanという名前の新規フォルダを作ります。










  2. Finderのメニューから「フォルダへ移動...」を選んで、/usr/localフォルダに移動を開きます。



  3. /usr/localフォルダが開いたら、デスクトップに作ったmailmanフォルダをドラッグアンドドロップします。




  4. 認証を求められるので認証を押して、パスワードを入力、対応します。



  5. これでlocalフォルダ内にmailmanフォルダが移動されます。



  6. mailmanフォルダを選択して、「情報を見る」を実行します。



  7. mailmanフォルダの所有権とアクセス権を変更します。グループをmailman/読み書きに、オーナーをシステム/読み書きに変更します。

    これを


    これに変更します。


  8. ターミナルに、次のコマンドを入力して、今作ったmailmanフォルダ内のアクセス権を変更します。

    cd /usr/local/mailman




  9. さらに次のコマンドを実行します。

    sudo chgrp mailman .




  10. さらにもうひとつコマンドを実行します。

    sudo chmod a+rx,g+ws .




  11. これでインストール前の用意は終了です。



mailmanをインストールしよう

 mailmanをインストールしていきます。ターミナルからコマンドを入力しておこないます。この作業はDeveloperToolsがインストールされていないとできません(makeというコマンドが使えません)。Mac OS X付属のXcodeのCDからインストールするか、ADCのサイトからダウンロードしてくるかどちらかをすませてから進んでください。

  1. 次のコマンドを入力してデスクトップにあるmailman-2.1.4フォルダに移動します。2.1.4のようなmailmanのバージョンのところは各自自分でダウンロードしたバージョンにあわせてみてください。

    cd ~/Desktop/mailman-2.1.6/
    ヒント:ターミナルには不足の文字を補ってくれる親切機能があります。ここでは~/Desktop/mailmanぐらいまで入力し、あとはタブキーを押すと、デスクトップからmailmanフォルダを認識して、残りの部分を(ここではバージョン番号)を補完してくれます。とても便利です。

    リターンで実行


    これでデスクトップにあるmailmanフォルダに移動できました。


  2. さらに次のコマンドを入力して、mailmanをインストールするための準備をおこないます。

    sudo ./configure --with-mail-gid=mailman --with-cgi-gid=www
    Leopardでも上記でオーケーなことがわかりました。(071227)


    リターンで実行です。


  3. インストールの準備が始まります。



    configuration completedとでればオッケー。


  4. いよいよインストール実行です。次のコマンドを入力して実行します。

    sudo make install




  5. インストールが無事終了すれば以下の表示になるはずです。




  6. インストールが終了したら正しく所有者やアクセス権が設定されているかを次のコマンドを使ってチェックします。まず、mailmanをインストールした場所に移動します。

    cd /usr/local/mailman/




  7. 次のコマンドを入力するとbinフォルダの中にあるcheck_permというプログラムが動いて、mailmanフォルダのアクセス権が正しく設定されているかチェクしてくれます。

    sudo ./bin/check_perms -f


    パスワードを求められたら対応します。


  8. 実行すると間違いや問題がある場所がずらーっと表示されます。またアクセス権の修復も行ってくれます。



  9. チェックが終わると最後に、もう一度行うようにメッセージが出ますので、もう一度sudo ./bin/check_perms -fを実行します。

    Problems found 72と出ています。ゲー。


    もう一度やりましょう。Problemsが出なくなるまで繰り返します。


  10. No problemsとでたらmailmanのインストールは終了です。

    ごくろうさまでした。


httpd.confの変更

http://あなたのドメインネーム/mailman/でmailmanの設定ページを表示できるようにhttpd.confを設定していきます。デフォルトのパーソナルweb共有ではmailmanのある場所にはアクセスできないようになっていますので、httpd.confにmailmanまでの道筋を書き込んでおくという作業です。


Mac OS X10.3や10.4とMac OS X10.5ではここの設定がちょっと変わっていきますので注意してください。



Mac OS X10.3(Panther)や10.4(Tiger)の場合

  1. Finderのメニューから「フォルダへ移動...」を実行して、/etc/httpdに移動します。






  2. /etc/httpdからhttpd.confをドラッグアンドドロップでデスクトップに移動させます(コピーになります)



  3. デスクトップにできたhttpd.confをmiで開きます。



  4. 一番最後の行に次に文章を追加します。

    ScriptAlias /mailman/ /usr/local/mailman/cgi-bin/
    Alias /pipermail/ /usr/local/mailman/archives/public/




    一行目の方は、http://自分のドメイン/mailman/というURLにアクセスがあったら、/usr/local/mailman/cgi-bin/の中身を表示させなさといういう意味です。


  5. 追加がすんだら、保存を忘れずにして、これをドラッグアンドドロップで/etc/httpdフォルダに書き戻します。認証と置き換えの許可を求められますのでその都度対応して、置き換えを行います。



  6. かきもどしたら、httpd.confの所有者とアクセス権を変更します。認証を求められたら対応します。

    これから


    これに。


  7. システム環境設定を開いて、共有パネルから、パーソナルウェブ共有を一度オフにします。それからもう一度オンにして、この設定を読み込ませてやります。

    一度オフにして...


    もう一度オン!



Mac OS X10.5(Leopard)の場合

  1. CotEditormiなどのテキストエディタを起動させ、ファイルから「新規ファイル」を作成します。



  2. 改行コードを「LF」、文字コードを「UTF-8」に設定します。



  3. 以下の内容の文章を貼り付けます。
    ScriptAlias /mailman/ /usr/local/mailman/cgi-bin/
    Alias /pipermail/ /usr/local/mailman/archives/public/

    <Directory "/usr/local/mailman/cgi-bin/">
    AllowOverride All
    Options ExecCGI
    Order allow,deny
    Allow from all
    </Directory>

    <Directory "/usr/local/mailman/archives/public/">
    AllowOverride None
    Options All
    Order allow,deny
    Allow from all
    </Directory>



  4. デスクトップに「mailman.conf」という名前で保存します。



  5. ターミナルに以下のコマンドを入力し、実行します。実行するとMacの管理者パスワードを聞かれますので対応します。
    sudo cp ~/Desktop/mailman.conf /etc/apache2/other/




  6. システム環境設定を開いて、共有パネルから、パーソナルウェブ共有を一度オフにします。それからもう一度オンにして、この設定を読み込ませてやります。

    一度オフにして...


    もう一度オン!



mailmanの設定

mailmanがメールの送受信を行っていくためにはいくつかまだ設定が必要になります。mailmanが日本語で扱えるようにしたりです。また、Mac OS Xではメールの送受信をPostfixで行いますが、mailmanがPostfixと仲良くやり取りしてくれるように設定をしていきます。

  1. まず、Finderのメニューから「フォルダへ移動...」を実行して、/usr/local/mailman/Mailmanを開きます。このなかからmm_cfg.pyという名前のファイルを探します。にた名前のものがあるので注意します。



  2. このファイルをドラッグアンドドロップでデスクトップに移動させ、miで開きます。



  3. この一番最後に次の行を追記し、保存します。

    DEFAULT_SUBJECT_PREFIX = "[%(real_name)s:%%d] "
    DEFAULT_SERVER_LANGUAGE = 'ja'
    DEFAULT_EMAIL_HOST = 'あなたのドメインネーム'
    DEFAULT_URL_HOST = 'あなたのドメインネーム'
    MTA = 'Postfix'
    add_virtualhost('DEFAULT_URL_HOST', 'DEFAULT_EMAIL_HOST')


    ddo.jpのドメインなど入れます。


  4. これをhttpd.confと同じ要領でもとの場所にかきもどしてやります。書き戻したら、アクセス権を以下のように変更してあげます。グループをmailmanに、オーナーをシステムにです。




  5. 次にmailmanがPostfixに対応できるよう設定を行っていきます。次のコマンドを実行します。なにしろこれをやっておかないとmailmanからメールの送受信が行えなくなってしまいます。

    cd /usr/local/mailman/data

    それから

    sudo touch aliases aliases.db


    これで/usr/local/mailman/dataフォルダ内にaliases.dbというメールの宛先に関するファイルができあがります。興味がある人は、Finderから本当にできているのかいっぺんのぞいてみると良いです。


  6. つづけて次のコマンド。

    sudo ../bin/genaliases




  7. さらに次のコマンドを実行します。

    sudo chown mailman:mailman aliases*


    このコマンドでaliasesとaliases.dbの所有者とグループがmailmanになります。


  8. さらにもう一つ。(Finderからやってもいいです)

    sudo chmod g+w aliases*


    このコマンドでaliasesとaliases.dbのグループアクセス権が書き込み可になります。


  9. これでmailmanの設定は終了です。



Postfixの設定

今度は逆で、Postfixがmailmanとうまくやり取りできるようにPostfixのmain.cfを編集します。

  1. httpd.confの時と同様にして「フォルダへ移動...」で/etc/postfixを開き、中にあるmain.cfをデスクトップに移動させます。これをmiで開きます。




  2. 一番最後の行へ移動して、次の文章を追記します。

    alias_maps=hash:/etc/postfix/aliases
    hash:/usr/local/mailman/data/aliases
    alias_database=hash:/etc/postfix/aliases
    hash:/usr/local/mailman/data/aliases
    注記:どうも上記の記述だとうまくいかない場合があることがわかってきました。下記の記述のほうがうまくいくようです。
    alias_maps=hash:/etc/postfix/aliases,hash:/usr/local/mailman/data/aliases
    alias_database=hash:/etc/postfix/aliases,hash:/usr/local/mailman/data/aliases


    どっこいしょっと。


  3. 追記ができたら保存して、httpd.confの時と同様にして、/etc/postfixにかきもどします。かきもどしたらアクセス権を以下に変更します。



  4. Postfixのaliasesデータベースファイルというのを新しくしてあげます。(すいません画像とり損ないました)

    sudo newaliases


  5. なんだか、permissionなんとかといわれて、うまくいかない場合は

    sudo chown -R root:mailman /usr/local/mailman/data

    と入力してからもう一度試してみてください。


  6. 次のコマンドを入力して、Postfixを再起動させてあげます。これで今設定した内容をPostfixに読み込ませることができます。

    sudo postfix reload


    リフレッシュされますよ。



mailmanの管理者パスワード設定

mailmanを管理するためのパスワードをここで設定してしまいます。このパスワードはとても重要です。

  1. 次のコマンドを入力して実行します。

    sudo ./bin/mmsitepass




  2. セットするパスワードを聞かれますので入力します。ここでは例としてtsukaitaipasswordと入力しました。忘れないように注意します。なお入力したパスワードはセキュリティのため見えません。



    確認のためにもう一回聞かれます。


  3. Password changedと出ればオッケーです。くれぐれもPasswordは忘れないように。キーチェーンにでも登録しておきましょう。




mailman管理サイトのアイコンの移動

mailmanの最大の利点はSafariなどのWebブラウザでメーリングリストを管理できることです。コマンド使えなくてもさくさくメーリングリストを管理できることです。ここでは管理サイトで表示されるアイコンや画像を適切な場所に配置してあげます。なくてもメーリングリストの運営には影響しませんけど、かっこわるいです。

  1. Finderのメニューから「フォルダへ移動...」を実行して、/usr/share/httpd/icons/に移動します。






  2. このフォルダへ、デスクトップのmailman-2.1.6フォルダ内にあるmiscフォルダから、PythonPowered.pngmailman.jpggnu-head-tiny.jpgmailman-large.jpg mm-icon.pngをドラッグアンドドロップで移動させます。移動の際認証を求められるのでその都度対応します。Mac OS X10.5ではうまくドラッグアンドドロップできない場合があります。このときはオプションキーを押しながらドラッグアンドドロップするとうまくいきます。


    これらのファイルを/usr/share/httpd/icons/にドラッグアンドドロップ。Mac OS X10.5の場合、うまくいかないことがあります。そんなときはoptionを押しながらドラッグアンドドロップすると確実です。


mailmanリストの作成

mailmanではとりあえずmailmanという名前のメーリングリストを用意しておかないといけないそうです。これがないとmailmanがうごかないとかだそうです。作らずに動かしたことがないのでわかりません。すいません。とりあえずターミナルを使って作ってしまいます。

  1. 次のコマンドを入力してリターンで実行します。(もし、作業を一度中断していたりして、今作業している場所が/usr/local/mailmanという場所でなかったら、一度、cd /usr/local/mailmanを実行してから)

    sudo ./bin/newlist mailman





  2. この今作成したmailmanという必須のメーリングリスト管理者のメールアドレスを聞いてくるのでアドレスを入力します。ここではとりあえず自分のアドレスを入れておきました。



  3. このメーリングリスト(今作ったmailmanというメーリングリスト)を管理する管理者パスワードを聞いてきますので入力します。ここでは例としてhogehogeと入力。

    みえませんあしからず。


  4. ぱぱぱぱぱーっと、mailmanという必須のメーリングリストが作成されます。



  5. 最後に以下のように出ますので、リターンを押して作成終了です。なんだか実感がわかなくて気持ち悪いですけど、とにかくmailmanというメーリングリストが自分のMacの中にできたことになります。

    あとでブラウザで確認できますので、それまで楽しみにしておきましょう。どうしてもみたいという人は、http://自分のドメイン/mailman/adminをSafariで開いてみましょう。(パーソナルweb共有をオンにしておくことをお忘れなく)



自動配信処理の設定

mailmanは見えないところでたくさんの自動処理を行います。この自動処理はCronというシステムで行われます。Cronはスケジュールにあわせて、自動的に、プログラムを起動したり、停止したりを行ってくれるものです。Cronに設定を行うことでmailmanは会員から届いたメール送ったり、会員の登録に対応したり、書庫の管理をしたりできるようになる訳です。

  1. 次のコマンドを入力します。これでmailmanに必要な作業をCronに登録してくれるプログラムのあるところに移動したことになります。

    cd /usr/local/mailman/cron




  2. さらに次のコマンド。パスワードを求められたら対応してください。Macのユーザーパスワードですよ。

    sudo crontab -u mailman crontab.in


    リターンで実行。


  3. これでCronの設定は終了です。cronの管理ソフトCronnixなどでmailmanというユーザーのcronを確認すると今のコマンドでmailmanを動作させるのに必要なCronが登録されているのがわかります。

    毎時毎分毎秒に様々な処理が行われるようになっている。



mailmanの起動

いよいよmailmanを起動させます。じつに長くてしんどいインストールと設定でしたけども、次のコマンドを入力すると、mailmanがメーリングリストとしてやっと機能するようになります。

  1. 次のコマンドでまずmailmanのあるフォルダに移動します。

    cd /usr/local/mailman/





  2. 次のコマンドでmailmanが起動します。

    sudo ./bin/mailmanctl start


    パスワードを求められたら対応します。



    Starting Mailman's master qrunnerとでればばっちり完了。地味ですけど、無事起動した合図です。イエーーーーイ。



mailmanの動作確認

mailmanの利点はブラウザでメーリングリストの管理ができるところです。実際にブラウザでmailman管理サイトにアクセスして動作してくれるか確かめます。(パーソナルweb共有をオンにしておくのをお忘れなく)

  1. mailman管理ページを表示させてみます。Safariにアドレスを入力します。http://自分のドメイン/mailmnan/adminですね。

    http://自分のドメインネーム/mailman/admin



    泣けてきます。


  2. 下にmailmanやバイキングの画像などが表示されない場合は、前のスッテプで行った画像ファイル類の移動が正しくできていないのでもう一度がんばってみてください。



メーリングリストの新規作成

早速メーリングリストを作ってみましょう。ここではNamahageMLという名前のメーリングリストを例として作成してみています。

  1. トップページにあるリンク「リスト管理一覧ページ」をクリック。



  2. 「新しいメーリングリストを作成する」をクリック。



  3. リスト作成ページになりますので、下にスクロールするとリストを作成するのに必要な情報を入力する欄があります。それぞれ入力していきます。



  4. まずリストの名前から。ここでは例としてNamahageMLと入力しました。この名前がメーリングリストのアドレスになります。namahageml @mydomain.ddo.jpのようになるわけです。




  5. リストの管理者アドレスの初期設定にMLを管理する人間のアドレスを入れます。ここでは自分のアドレスを入力しました。




  6. 初期パスワードを自動生成しますか、は、ここではいいえのままにしておきました。安全性の高いパスワードを自動的に設定したいなら、ハイにするといいと思います。



  7. パスワードの自動生成をいいえにしたので、ここにメーリングリストを管理するときのパスワードを入力します。ここではsukinapasswordと入力しました。



  8. メーリングリストでの新規会員の扱いを設定します。ここはいいえにしておきました。はいにすると、新規会員になった人は投稿内容を一度あなた(管理者)にチェックされてからでないとメーリングリストに投稿できないことになります。

    通常、いいえでいいと思います


  9. メーリングリストで扱う言語の設定です。日本語だけでしか運営しないのなら日本語にだけチェックを入れておきます。




  10. リスト作成者の認証パスワードのところにリスト作成者のパスワードを入力します。ここではまだ「リスト作成者のパスワード」を今までのステップで設定してきませんでしたので、代わりに上のステップ「mailmanのパスワード設定」できめた管理者パスワードを入力します。

    えーと、前のステップで管理者パスワードをtsukaitaipasswordと設定したのでそう入力します。


  11. すべての入力がすんだら、「リストを作成する」をおします。



  12. 新しいメーリングリストが完成します。いやっほーーーー!




  13. メールをチェックすると管理者の自分宛に、mailmanから新しいMLができたことを知らせるメールがとどいています。




    パスワード等の情報が含まれているので大切に保管しましょう。キーチェーンにメモとして保存しておくとさらに安心です。


  14. 仮想ドメイン云々のエラーが出たりして、うまくいかない場合は、前のステップ「mailmanの設定」のステップ3でやったHOSTネーム等の設定を見直してください。mm_cfg.pyに入力したHOSTが今アクセスしているアドレスと同じになっていないとうまくいかないことがあります。

    あれ?こういうときは。



    これと


    これが同じかどうかを一度確認しましょう。またBINDの設定がうまくいっているかも考えてみるといいと思います。



メンバー登録

今作成したNamahageMLがちゃんとメーリングリストとして動作するか、メンバー登録を試してみます。

  1. 次のURLにアクセスします。

    http://自分のドメイン/mailman/admin/さっき作ったメーリングリストの名前




  2. さっき作ったメーリングリストの管理者パスワードを求められますので、パスワードを入力してログインします。ここでは前のステップで管理者パスワードをsukinapasswordと決めましたので、それを入力することになります。



  3. さっき作ったメーリングリストの管理ページが開くはずです。管理するための項目がずらーーっと表示されます。



  4. この中から、会員管理を探してクリックします。



  5. 会員管理項目が開きますので「まとめて入会登録」をクリックします。



  6. まとめて入会登録ページが表示されます。




  7. 下の方にある「1行に1アドレスを入力...」欄にメーリングリストに登録したいユーザーのメールアドレスを入力します。ここではとりあえずテストなので、自分のアドレスを入れておきます。



  8. 入力がすんだら、忘れずに「変更を送信する」ボタンを押します。



  9. 入会手続き完了と出ればうまくいったことになります。




  10. 自分のアドレスにウェルカムメッセージが届いているはずです。

    おおー届いたー。



送信テスト

  1. 試しにメーリングリストにメールを送信してみます。メーリングリストの名前がNamamageMLなので、投稿先のアドレスはnamahageml@mydomain.ddo.jpとなります。




  2. 無事送信できれば...。

    ぽちっとな。


メールの受信テスト

mailmanが正しく動作していれば、先ほど送信したメールがあなた宛に[メーリングリストの名前:投稿番号]つきのタイトルになって届くはずです。

  1. わくわく受信。MLに投稿したメールがちゃんと配信されるかテストしてみます。


  2. 無事到着すればオッケーです。




  3. うまく配信されない場合はmailmanを起動させるコマンドsudo ./bin/maimanctl startをしているか、Postfixのエイリアスの更新コマンドnewaliasesをやったか、Postfixが起動しているか等を確認してみてください。ユーテリィティフォルダの中にあるコンソールを動かして、mail.logやhttpd/access.logなどをみると何かわかるかもしれません。



mailmanの自動起動設定-PantherやTigerの場合

Macを再起動したりシステム終了したりすると、mailmanは停止してしまいます。このままだと毎回起動のたびにsudo ./bin/mailmanctl startを実行しなくてはいけません。これは大変面倒です。そこでSystem/Library/StartupItemsにmailmanを自動起動させるためのファイルをインストールします。

なお、この作業はLeopardではうまくいかないと思われます。Leopardでは自動起動の仕組みがlaunchdに変更されているようですので..。詳しくはフォーラムを参照してみてください。

  1. ここではAFP548.comさんのところで配布されているmailmanのStartupItemsをインストールします。手動でのインストールが面倒な場合は、私がAFP548.comさんところのファイルをインストーラパッケージに押し込んだしたものを使ってください。インストーラーパッケージはいかにおいておきます。



    Mailman_StarupItems_MacOSXv01 for 仲間内

  2. Finderのメニューから「フォルダに移動...」で/etcを開きます。なかにあるhostconfigという名前のファイルを、デスクトップにドラッグアンドドロップします。これをmiで開いて、一番最後の行に以下の文章を追加します。なおhostconfigは何かあったときのためにもう一つどこかにドラッグアンドドロップでコピーしておくことをおすすめします。

    MAILMAN=-YES-




  3. 追加が終了したら、上のステップでやったhttpd.confの時と同様にして、これを元あった/etcフォルダに戻してあげます。戻したら、やはり同様の要領で、
    アクセス権を以下に変更してください。




メーリングリストの管理

メーリングリストを運営していくためにはそのメーリングリストの管理オプション等を設定しておかなければいけません。これについてはくわしくはここでは書きませんが、設定ページを開いて、リストの司会者をだれにするか、どんなウェルカムメッセージを送るか、会員名簿はだれでもみることができるのか、書庫は一般に公開されるのかなどを丹念に確認、設定しておいてください。場合によっては、プライバシーが損なわれたり、管理に大変な手間がかかってしまったり、メーリングリストの投稿に支障が出たりしますので、十分考えて設定します。

  1. http://あなたのドメインネーム/mailman/admin/メーリングリストの名前で管理ページを開いて、さまざまな設定を完了させてください。投稿の書庫を人に見られて困る場合はちゃんとみられないように設定しておかないと、あなたの会社の情報やプライバシーが漏れてしまうかもしれませんよ。また、だれでもメーリングリストに参加してよいようになっていると、いつの間にか知らない誰かがあなたの会社のメーリングリストに参加しているかもしれません。




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