第1話
■水が枯れかかってヒヤ汗■
農民連本部に勤める若手で米作りに挑戦しています。5月5日に代かき、9日に田植えを行い、何とか早苗が育っています。
産直協の斉藤敏之事務局長に声をかけられ、フーデックスで氾濫する輸入食品を見た後で、軽い気持ちで受けたのが「こと」の始まり。分析センターの八田純人さんや編集部の満川暁代さん産直協の森吉秀樹さんに声をかけ、全税関労組青年部や船橋産直センターの若手職員も誘って始めました。
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場所は、船橋・鎌ヶ谷を結ぶ県道から少し入ったところ。船橋市は人工50万の県下第2の都市ですが、北部は船橋センターのがんばりで豊かな自然が残っています。
一反五畝の田んぼにはすべてもち米を植えました。地代は水利費も入れて4万5千円。それに機械の賃貸料、苗・肥料代も加えると今の米価ではトントン。代かきを手伝ってもらった船橋センターの組合長の飯島行雄さんにも「もちにすれば一俵十万円になると言われ、「とらぬタヌキの皮算用」をしています。
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多少心得のある森吉さん、八田さんが頼りですが水回りは私の役目。先日は天気のいい日に、1〜2見に行かなかったら水が枯れかかっていてヒヤヒヤ。
今年は除草剤を使わないつもりで「除草車」を買いにいったら一万八千円もしたのでやめてしまいました。使わなくなった方の心置きをお待ちしています。
(二瓶)
新聞「農民」1998/6/15
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