一般生菌数は、食品の衛生状態を示す最も重要な検査項目です。製造や流通の課程で不衛生であったり、時には貯蔵中の温度が正しくないと、この菌数が大きくなり、管理が不適切であることになります。
検査対象になるのは、好気性条件下、20-40度で生育する中温細菌が中心となります。この検査で有害な細菌全てが検査できるわけではありませんが、年間を通して定期的に検査をおこなうことで、製造行程の不衛生部分の発見に繋がったり、加工流通の問題を解決するのに役立ちます。