生きもの調査結果

 

2010年調査データ

2010年6月8日分


 昨年同様この時期の調査は農業者を主対象とし、栽培技怖を中心としたプログラムを組み実施した。昨年くらいから棲息環境調査データと田んぼの状況がリンクしてきているので、そういう面をより強調した説明をおこなった上で調査に入った。その成果か、参加者がイトミミズを数える真剣さは例年以上のものがあったように感じる。調査も今年で5年目ということで「マンネリ化」が懸念されているが、我々スタッフの話ひとつで参加者の意欲を掻き立てるととができるということを再認識できたことはとてもよかったと思う。

 また、この地域ではたぶん初めて止なる水田車道のお披露目もおこなった。前日に仕掛けておいた網には数匹のドジョウが入っていて、ある程度は参加者の興味を惹くことができたのではないかと恩う。こういった機会を利用して水田魚道を増やしてしければと思う。

 そして、昨年に引き続いて今年も「除草機実演会」をおこなった。各人が昨年からさらに改良した除草機を持ち寄ってデモンストレーションをおこなった。それぞれに昨年よりもかなり良くなっているのが分かり、また、そのアイデアが個性的であったことから現場はかなり盛り上がった。生物多様性を活かした稲づくりや生きもの調査等を通じて、農家の有機栽培への関心・興味は高まってきているので、今後もこういった取り組みを進めていきたい。

 今回は農家約40 名、置賜農業高校の先生、生徒12 名、報道関係2 名、計54 名の参加だった。

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2010年2月25日調査データ


 昨年の栽培管理を振り返ると、北側はほぼ抑草がうまくいき、南側半分は除草機で対応しなければならない状況でした.今回イトミミズの出現数を重ね合わせると、北側2 ヶ所(1、4)が圧倒的に多く南側は寂しいくらいの数字になっていて、ある意味おもしろい一致なのかなと思います。土づくりも肥培管理も同じようにやっているなかでの違いなので、その要因を検証することで技術的なステップアップが見込めるのではないかと考えます。
 排水路での調査では、アプラハヤが見っかりました。もともとこの水系には多くいた魚のようなので、今後の調査でも注目してみたいと思います。

tanbo_data_20100225.pdf ( application/pdf : 716 KB)




2009年調査データ

2009年7月18日調査データ


 今回は農家、親子連れ参加など100 名近い人数で調査をおこなった。今回も雨模様の天気で参加者にすれば外にいる時聞が限られてしまい残念だったと思うが、我々としては雨用のメニュー(マイクロスコープや顕微鏡を用いた説明など)がまずまずうまく機能したので、良かったと思う。また、前回田んぼが混み合い過ぎて捗らなかった反省から、今回は2 枚の田んぼに参加者を分けて調査をおこなったが、これもまずまずうまくいったように思う。総じて前回の反省を活かした調査、運営ができたのではないかと思っている(*今回は交流をメインとしたため各種データは採取せず)。
 今年の生きもの調査はずいぶん雨に悩まされ、運命面でもなかなか難しいことが多かったが、これらの経験を生かして来年以降の調査をより良いものにしていきたいと思う。

tanbo_data_20090718.pdf ( application/pdf : 43 KB)




2009年7月4日調査データ


 今回は農家+地元生協など150 名近い人数で、の調査になった。消費者と農家がより交流しやすいような調査運営を目指したが、途中降雨というアクシデントに見舞われなかなか思い通りの調査にすることができなかった。また、運営面でも難しい面があり、少々残念な調査になってしまった。以下問題点と課題。

  • 事前準備が大雑把すぎた←「慣れ」からくる気の緩み。
  • 参加人数が多すぎる← 100 名程度が適正人数かも・・・
  • 参加者の移動、誘導の不徹底(会場<->田んぼ) ←会場での説明不足。パスの手配、誘導スタッフ配置等を検討する必要あり。
  • 生きもの調査前におこなう「調査の意義、目的」の説明が子どもには難しくて長すぎた←子どもが多い場合の事前説明は必要最小限に。「意義、目的」の説明は調査後のほうが良い。
  • 雨用プログラムの準備不足←映像を用いるなど工夫が必要。
  • インストラクターの技量向上←場数を踏む。日々勉強。
  • スタッフが足りない。
  • その他諸々

 今回上手くいかなかったことで、今後への課題が多く見つかった。すぐに改善できる点は改善して次回調査へ臨みたいと思う。

tanbo_data_20090704.pdf ( application/pdf : 1512 KB)




2009年6月8日調査データ


 今回の調査は農家を主対象とし、栽培技術を中心としたプログラムを組み、実施した。生きもの調査開始から4 年目ということで調査のマンネリ化が懸念されたが、今年は田んぼの状態が良くトロトロ層を実感できる状況だ、ったこともあり、ある程度中身の伴なった調査をすることができたのではないかと思う。
 また、調査の最後に「除草機実演会」を企画してみた。やはり農家は抑草に直結した除草機に関心が高かったようで、5 種類の除草機についてさまざまな意見が飛び交った。
 生きもの調査の技術目標は「トロトロ層による草の生えない田んぼ作り」であることに変わりはないが、現状で苦戦が続いていることを考えると有機栽培や特別栽培2 型(除草剤1 回のみ使用)に向かうステップとして「トロトロ層十機械除草」についても研究を進める必要がある。そういう意味でも、今回の実演会はいい機会になったのではないかと思う。

tanbo_data_20090608.pdf ( application/pdf : 763 KB)