田んぼの生きもの調査について
活動について

こんにちは。田んぼの生きもの調査ブログへようこそ。私たちは環境にも人にもやさしい米づくりにがんばっています。化学肥料も除草剤も使わない「有機栽培」では、雑草対策などでたいへん苦労も多いのですが、最近では生きものたちを含む田んぼの変化を感じることができ、ひそかな楽しみにもなっています。このブログでは、田んぼ、ビオトープ(溜め池)の生きものたちを中心に、おきたま地方の自然をご紹介していきたいと思います。
どんな調査をするの?
調査の様子は、上の動画を見てみてください。田んぼに出かけ、畦にすむ生き物のや土の中にすんでいる生き物の数を数えます。季節によって、出会える生き物たちが変わってくることもとても新鮮で、驚きがいつもあります。こうした調査を繰り返すことで、土が豊かになっていくこと、土にすむイトミミズが雑草を押さえてくれていること、畦や田んぼに住む生き物が害虫を食べてくれることがわかってくるようになります。
昔からあったビオトープ-山形置賜地方の「立掘」-

昔の置賜地方では「立掘」といって、田んぼの一角に深みを作って、冬場の生きものの隠れ家にしていました。冬場に立堀を網ですくうとシマドジョウ、マツモムシなど今では珍しくなった生きものが見つかります。「立掘」は生命多様性を保つ働きをになっているようです。「立堀」には、春先に冷たい雪解け水が田んぼに直接はいらないようにする働きもあります。水温や水質の急激な変化を抑えることは、稲の生育に好都合なだけでなく、環境の変化に弱いドジョウやメダカ、フナといった魚類、タイコウチやガムシなど水生昆虫、サヤミドロやアオミドロといった藻類、さらには目に見えないプランクトンや菌類まで、ありとあらゆる生物の生息に効果がありそうです。一時期減っていたカブトエビが、あちこちの田んぼで発生するようになりました。生きもの調査を通じて、環境を守る農業取り組んでいきます。
(農)山形おきたま産直センターについて
山形県置賜盆地にあります。盆地生の気候で寒暖の差が激しく、夜間ぐっと冷える気候がおいしいお米を育みます。稲作の他に、黒毛和牛などの畜産業や、さくらんぼをはじめとする果樹栽培も盛んで、複合経営する農家がたくさんいます。山形おきたま産直センターでは、4段階の減農薬基準を設け、減農薬を組織ぐるみで進めています。
