福島・浜通り農民連は、相馬市と南相馬市の3か所で関東からの救援野菜を配布しました。事前に138人もの会員にハガキで呼びかけたこともあり、配布場所のひとつ、相馬市の新沼公会堂には、ハガキを持った近在の会員が、軽トラや自転車で続々と駆けつけてきました。事務局長の中井信也さんや横山真由美さん、米本操さんが58人分の野菜(きゅうり、なす、かぼちゃ、じゃがいも、にんじん、サツマイモ、たまねぎ、だいこんなど)を仕分けし、一人ひとりに新聞「農民」とともに手渡しました。
震災後、会員どうしが話をするのは初めてとあって、「元気でしたか」「しばらくぶりです」「いま、どうしてる~」「よかったねぇ」など、お互いの元気な様子を確かめて、顔をほころばせていました。
近くに住む阿部賢仁さんは、「野菜はありがてぇ。農家なのに原発災害で作った野菜が食べられない。これから作っても食べられるのか、売り物になるのか心配だ。じゃがいものタネを植えないで食べているなんて、まったくなさけない話だよ」と話していました。
太田京子さんは、野菜の入ったダンボールを大事そうにかかえ、「もう、さつまいもやかぼちゃが出てるのね。本当に助かります。関東の仲間に感謝の気持ちを伝えて下さい」と、声を弾ませていました。
中井さんは「震災から3か月、ようやく会員どうしが顔を合わせることができるようになった。これが何よりの元気の源です。今後もこうした取り組みを続けたい」と話していました。その後、「米の在庫がピンチ、支援してほしい」との連絡も入っています。
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農民連地震対策本部は、関東地方の農民連・産直組織の協力を得て、毎週土曜日に被災地に救援物資を届けています。6月11日には、千葉県の房総食料センター、多古町旬の味産直センター、茨城県の阿見産直センターなどから約2㌧の野菜の提供を受け、福島浜通り農民連、宮城県農民連、岩手県の陸前高田・大船渡の各救援センターに届けました。











