Nov 09, 2009

2009年三重県四日市港周辺調査

ポスト @ 9:52:46 | レポート


 2009年7月10日、四日市港周辺の調査に入りました。今年はスケジュールの都合、四日市港への調査が遅くなってしまい、七夕を過ぎてからの現地入りとなりました。

 所長宅の新しい中古車(なにか間違っている気もする表現)をお借りして、7時板橋区を出発。途中、海老名SAでヒッチハイカーを乗せた後、どしゃぶりの東名道を走っての到着でした。現地の雨天が大変心配されたのですが、調査を始める頃には雨も上がり、快適な調査環境となりました。
 四日市港から陸揚げされたナタネは、40km以上もの距離を陸送されています。運搬量も多いため、日本で最もこぼれ落ちと自生が広範囲で起きている場所といえます。その一方、こぼれ落ちに対する対策も積極的におこなわれており、搾油会社さん、市民グループによる定期的な抜き取り作業が効果を上げていることが確認されている場所ともいえます。
 今回の調査では、この港から運搬路をなぞるように歩きましたが、抜き取り作業の効果が現れているせいか、過去の状況と比較すると、採取できるナタネの数がはっきりと減少していることがわかりました。しかし、全く見つからないというわけではなく、ところどころにナタネを発見することができ、遺伝子組換えナタネの自生を押さえるには、相当な社会負担を強いられることが想像されます。

 昼過ぎから夕方までの調査で、合計22個体を採取しました。このうちグリホサート耐性のナタネが7個体、グルホシネート耐性の個体が8個体確認されました。また興味深いのは、簡易試験とPCR法の結果が異なる個体が見つかったことです。試験法に改善が必要なのか、遺伝子組換えナタネの遺伝子になにかこれまでとは違った変化のようなものが起きている個体がそんざいするのか、現時点ではわかりませんが、注意が必要な傾向であるといえます。

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