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クライアント版のEl Capitan環境(YosemiteほかApache2のOSX)にWebDAVファイル共有を作る手順について

From : namahage @ 2017-02-01 10:43:19 編集 引用

El Capitan環境下にWebDAVファイル共有環境を手動で構築してみました。おそらくYosemiteなどでも、Apache2系であれば、設定ファイル類は同じと考えられますので、以下の手順の応用でいけるのではないかと思います。

/Library/WebServer/Documents以下にdavという名前のWebDAV共有フォルダを作成する方法を例に書いておきたいと思います。

ほとんどの作業はターミナルを使ってやっていきますので、ユーティリティフォルダからターミナルを起動しておきましょう。また、apache2が既に起動している場合は、apachectl stop等を実行して、止めておきましょう。

1. davフォルダを作成し、アクセス権を設定する。なお、sudo コマンドを実行すると、管理者パスワードを聞かれますので、その際は、入力して対応してください。
sudo mkdir /Library/WebServer/Documents/dav
sudo chown -R www:www /Library/WebServer/Documents/dav

2. davlockフォルダとdavpassフォルダを作成する
sudo mkdir /Library/WebServer/davlock
sudo mkdir /Library/WebServer/davpass

3. DavLockDBフォルダとDavLock.dir、DavLock.pagを作成する
sudo mkdir /Library/WebServer/davlock/DavLockDB
sudo touch /Library/WebServer/davlock/DavLockDB/DavLock.dir
sudo touch /Library/WebServer/davlock/DavLockDB/DavLock.pag

4. DavLockDBフォルダ以下のアクセス権を設定する。
sudo chown -R www:www /Library/WebServer/davlock/

5. WebDAVユーザーを作成する。以下のコマンド、わかりにくいですが、WebDAVの後ろに半角スペース、そしてその後ろにWebDAVフォルダにアクセスするためのユーザー名を半角英数で入力します。入力し、実行するとこのユーザーがアクセスする際に使用するパスワードを聞かれるので、入力します。
sudo htdigest -c "/Library/WebServer/davpass/.htdigest" WebDAV 「ユーザー名」

6. Finderのメニューから移動、「フォルダに移動...」を開き、/etc/apache2と入力、apache2フォルダを表示させます。

7. apache2フォルダ内の、httpd.confをデスクトップにコピーします(ドラッグアンドドロップでコピーになります)。コピーしたhttpd.confは万が一に備え、もう一つコピーして、日付などを加えた名前に変え、保存しておくと、この後の編集で失敗した後も安心です。

8. テキストエディタやCotEditorなどでhttpd.confを開きます。

9. DAVを利用できるようにするためのLoadModuleを有効化する作業をします。文書内から以下の3つの行を探して、行頭にある#を削除します。ちなみに私の環境下では152行目、158行目、159行目でした。
#LoadModule dav_module libexec/apache2/mod_dav.so
#LoadModule dav_fs_module libexec/apache2/mod_dav_fs.so
#LoadModule dav_lock_module libexec/apache2/mod_dav_lock.so

10.続いて、Includeの設定も有効にします。文書内から以下の1行を探して、行頭にある#を削除します。ちなみに私の環境下では505行目でした。
#Include /private/etc/apache2/extra/httpd-dav.conf

11, digest認証が使えるかどうか確認します。文書内から以下の一行を探して行頭に#があるかどうか確認します。もしある場合は削除します。ちなみに私の環境下では83行目にありました。
#LoadModule auth_digest_module libexec/apache2/mod_auth_digest.so

12. これでhttpd.confの編集は終わりです。保存をして閉じます。ドメインネームなどを持っている場合はServerNameなどの編集も必要になると思いますが、とりあえずはそれはまた後で良いと思います。以下のコマンドで、apache2フォルダに書き戻します。

sudo cp ~/Desktop/httpd.conf /etc/apache2/httpd.conf

13. 次に、apache2フォルダ内のextraフォルダ内から、httpd-dav.confを同様にデスクトップにコピーします。コピーしたhttpd-dav.confは万が一に備え、もう一つコピーして、日付などを加えた名前に変え、保存しておくと、この後の編集で失敗した後も安心です。

14. 15行目にあるDavLockDB "/usr/var/DavLock"を以下に書き換えます。
DavLockDB "/Library/WebServer/davlock/DavLockDB"

15. 17行目にあるAlias /uploads "/usr/uploads"を以下に書き換えます。
Alias /dav "/Library/WebServer/Documents/dav"

16. 19行目にある<Directory "/usr/uploads">を以下に書き換えます。
<Directory "/Library/WebServer/Documents/dav">

17. 20行目にあるDav Onの下に以下の行を加えます。
Order Allow,Deny
Allow from all

18. 23行目にあるAuthName DAV-uploadを以下に書き換えます。(上記で2行足しているので行数ずれてます)
AuthName WebDAV

19. 26行目にあるAuthUserFile "/usr/user.passwd"を以下に書き換えます。
AuthUserFile "/Library/WebServer/davpass/.htdigest"

20. 31行目からはじまる<RequireAny>ディレクティブ内を以下の内容から、
<RequireAny>
Require method GET POST OPTIONS
Require user admin
</RequireAny>

を、以下の内容に書き換えます。

<RequireAny>
Require valid-user
</RequireAny>

21. これでhttpd-dav.confの編集は終わりです。保存をして閉じます。以下のコマンドで、apache2/extraフォルダに書き戻します。
sudo cp ~/Desktop/httpd-dav.conf /etc/apache2/extra/

22. apache2の設定に問題が無いかチェックします。実行して、Syntax OKとでれば問題なしです。
apachectl configtest

23. apache2を起動させます。
sudo apachectl start

24. 動作確認をしていきます。Finderの移動から、「サーバーに接続...」を実行し、以下のURLを入力、接続できるか試します。

http://localhost/dav

25. 上記で設定したユーザー名とパスワードで接続できるか試してみます。上手く接続できればWebDAVファイル共有環境の構築は完了です。

26. 動作が上手くいくことがわかったら、httpd-dav.conf内の、<RequireAny>内の設定を、よりご自身の環境や利用目的に合わせて、methodなどの調整を行っていくと良いと思います。

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