のうみんれんせいねんぶろぐ

私たちは農家の青年です。オギャーと生まれたこの土地を耕して、土の滋味を醸し、雨露を野山と野菜と分かち合い、時にはしおれる花芽や逆風にうなだれることがあっても、長靴姿の仲間と奮起、収穫を届けられることを両腕で喜びながら、今日も明日も、ずっと家族と四季の太陽を追いかけて農業を続けていきたい、そう願う農家青年の集まりです。(仮)
Jun 13, 2017
夏の学習交流会2017 in 台湾
Dec 28, 2016
超豪雪地帯雪かきボランティア2017-新潟松之山-
2017年1月20,21,22日に青年部特別企画「超豪雪地帯雪かきボランティア2017 in 新潟松之山」を開催します。
新潟県十日町市松之山。
山の急斜面を開墾し、美しい棚田の広がる中山間地です。
最近では、農村地域の景観を生かし、「大地の芸術祭」の開催地としても有名ですが、もう一つ、ここは日本屈指の豪雪地帯としても知られています。
冬は本当に本当に信じられないくらいの豪雪地帯にかわります。
その豪雪ぶりと言えば、12月も過ぎると、どこの家も二階からの出入りが当たり前なほど。
2日間、松之山の古民家(または大地の芸術祭でも有名な三省ハウス)に宿泊し、豪雪地帯の生活を体験しながら、地域の雪かきボランティアとして汗を流してもらいます。
体力に自信がある人もない人もぜひチャレンジしてみてください。
申し込みは右の問い合わせ、またはメールで。
詳細はこのブログ、または以下のメールに宛に登録いただいた方に連絡をいたします。
印刷用チラシはこちら
Dec 22, 2016
第25回農民連青年部総会
第25回農民連青年部総会を2017年2月4日, 5日の二日間に開催します。
農業ってつらそうだなぁ~と思っている人。農業にきょうみはあるけど進路に迷っている人。日々の食料を作っている人々に興味がある人。農業をやっているけれど将来に希望が持てずに悩んでいる人などなど・・・・・・。
農民連青年部ではそんな悩みや興味を共に学び、語り、励まし合い。怒りあれば農政にまでぶつけにいく、そんな青年農家達の集まりです。さあ!チラシを手に取ったキミ、怖がらずにウェルカム!
総会特別企画「明日の生産者-いまを耕せないものは明日も耕せない-」
農や食は私たちが生きていくうえで必要不可欠なものです。しかし、あらためて農や食の持つ意味や可能性を正しく理解しているでしょうか?
地方、都市の垣根なく食という視点で人を繋げるひと、” 食べることについて学ぶこと” で人を育てるひと、0 からの新規就農を経て、今では地域の一員として自ら新規就農者を支えるひと、後継者として農に携わりながら、日夜これからの農業について地域と共に学び、考え、発信するひと。さまざまなカタチの” 明日” の生産者にお話を聞き、農や食の魅力や価値を再発見しようというのがこの企画の狙いです。
将来、農業に関わろうとしている人も、そうでない人もいっしょに語り合い、みんなでじぶん達の豊かな未来について考えていきましょう!
パネルディスカッションのメンバー
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食べる通信 編集長 高橋 博之さん(サイト)
岩手県の元県議。11 年の震災後転身。” 世なおしは、食なおし。” のコンセプトのもと、史上初の食べ物つき情報誌『東北食べる通信』を創刊。現在、全国で食べる通信が生まれている。 -
福島県須賀川市 農家 設楽 哲也さん (サイト)
海外留学後旅行会社、小学校教諭を経て家業の農業に従事。食育などを通じて子供も大人も笑顔になれるふくしまを創造するNPO法OYAKODO 理事として、年齢、立場の垣根を越えた繋がりを創造している。 -
京都和束町 農家 植田 修さん (サイト)
新規就農で和束町に入り、お茶を作って9 年目。愛称はサムさん。頼れるアニキな青年部部長。 -
宮城県蔵王町 農家 平間 徹也さん(サイト)
家業を兄弟で継ぐ全国シェアNo.2のハーブ農家。サッカー漫画コンシェルジュ。副部長を担う。愛称は大好きなサッカー選手のジェラードからヒラード。
開催概要
- 日時:日時:2017年2月4日14:00〜5日12:00
- 場所:フォレストビレッジ(GoogleMap)
- 参加費:10,000円(宿泊費、懇親会代含む。学割、部分参加割あり、詳細はチラシを参照のこと)
4,000円(企画&懇親会のみ)
農民運動全国連合会青年部
電話03-5966-2224 FAX03-5966-2226
東京都板橋区熊野町47-11社医研センター2F
nouminrenseinenbu@gmail.com
Webからの申込はこちらから
印刷用チラシはこちらから
第25回青年部総会チラシをダウンロードPDF版
参加申込用紙(個人用)(Excel形式 / PDF形式)
参加申込用紙(団体用)(Excel形式 / PDF形式)
去年の総会の様子
昨年の総会の様子はこちらから。
Jul 06, 2016
夏の学習交流会2016 in 宮城
攻めの農業のカ・タ・チ
〜大規模?小規模?どちらが希望?〜
2015年10月5日日本政府はTPP交渉大筋合意を発表しました。まだ、国会批准された訳ではないので、実際にTPPは正式に合意されていませんが、安倍首相は「これからの日本の農業は攻めの農業だ」と発言。今後10年で、効率的な営農体制を作るとともに、2020年には6次産業の市場規模を現状の1兆円から10兆円にし、農林水産物・食品の輸出額を現状の5000億から1兆円に倍増させるとしました。
この改革案を体現している農業法人が宮城にはあります。津波による甚大な被害を受けながらもそこから立ち上がり、復興のシンボルとして走りだしている、株式会社みちさきさんの先端的事例を視察することで、なにか未来の農業が見えてくるかもしれません。
一方、攻めの農業があるとするなら、守りの農業というのはどのような農業を言うのでしょうか? 宮城には代々続く先祖の農地を引き継ぎ家族でその地域の農業を小さいながらも守っていこうとする、ユニークなこせがれ農家がたくさんいます。彼らを見ていると、守りの農業というとその言葉自体にネガティブな印象を受けがちですが、けっしてそうではなく、守る事自体も攻めの一種なのではないかと気づかされます。
国連は2014年を国際家族農業年と定めていました。世界の農業の約8割が1ha未満の経営規模で小規模家族経営となっており、世界の農業・食糧を支えているのは実は家族農業だという事を知ると、金額の大きさだけでは表せない、地域を守ること、食を守るという、攻めの農業スタイルも未来の農業なのかもしれません。
この交流会では、そんな、大小・攻守様々な農家を知り交流することで、世界の農業、日本の農業、地域の農業を守るトップランナーとなる一つの気づき、きっかけにしていきたいと思っております。
Jan 13, 2016
第24回農民連青年部総会
『あなたが小さな村の村長だったら』-新規就農を支える人たち-
2015 夏、京都でも有数のお茶生産地茶源郷・和束町を訪れ、学生を呼び込んだ援農や耕作困難な土地を耕す取り組み、新規就農者の受け入れを地元や隣県奈良からパネリストを招き、参加者とともにアツい討論を行いました。
そして第24 回総会のテーマは「新規就農をささえる人たち~もしもあなたが小さな村の村長だったら~」。新規就農の受け入れやサポートはどうやるのか、農協の役割は?観光の振興はどうする?と各地で活躍するパネリストのお話を聞き、どんな政策や制度が必要なのかを考えます。自分が村長になったつもりで村の振興策をシュミレーション!開催地千葉で新規就農した方のお話も聞きます。
今、現場で起きている実態や実践例を生で聞ける絶好のとき!
パネリスト
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木村 武史さん(福井県小浜市)
娘の誕生から9 年後、新規就農。給食などに野菜を卸す。若者の活動支援ときっかけや仲間づくりができる場所を、と「加斗クLOVE」、「ふくいチャレンジクラブ」を立ち上げる。村作りや子供育成のための活動を中心に取り組む情熱家。 -
土肥 寛幸さん(長野県松本市・信州ぷ組)
新規就農者で元はバンドマン。信州ぷ組では代表を務めるスイカ農家。農の会の会長も務める。
Oct 09, 2015
[報告と写真]夏の学習交流会2015 in 京都和束
8月29,30日、京都和束町で、農村に若い力を呼び込む、をテーマに、農民連青年部夏の学習交流会が開催されました。
山下 丈太さん(和束町雇用促進委員会) 、松本 靖治さん(京都おぶぶ茶苑) 、今西 哲也さん(今西製茶5代目) 、小野 邦彦さん(野菜提案企業 坂ノ途中) 、水井 康介さん(奈良農民連事務局長) 、原澤 康治さん(奈良農民連青年部)という、名だたる地域の志士を向かえての交流会は、いま農村に噴き出しつつある、若い力をどう経営に生かし、地域に繋るかだけでなく、自分の成長を成し遂げ、社会をどう変えていくか、にまで発展しました。参加出来なかった人、ほんと残念でしたよ、この内容は。
Aug 18, 2015
夏の学習交流会2015 in 京都
『おおきに
Why don't you 農. 米 here. 茶源郷へおいでやす〜』
『どうやって農村に若い力を呼び込むか』。和束町では、大学生を呼び込み援農、耕作困難な土地を耕す取り組み、新規就農者の受け入れ、若者が一生懸命作った野菜と消費者を結ぶ、など地域や人の未来を考える新しい農業の担い手を作るアクションがたくさんあります。実際に和束で活躍されている熱いパネリストの方々に話を聞き、自分の地域に具体的にどんなアクションが必要なのかみんなで討論しましょう。
パネリスト
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山下 丈太さん(和束町雇用促進委員会)
和束の地域活性に大きく貢献、未来を企画する。 -
松本 靖治さん(京都おぶぶ茶苑)
和束茶の魅力を国境を越え世界中へ発信。 -
今西 哲也さん(今西製茶5代目)
伝統と天衣無縫な発想を併せ持つ茶農家。男前。 -
小野 邦彦さん(野菜提案企業 坂ノ途中)
百年続く農業を提案、流通で想いある農家を支援。 -
・水井 康介さん(奈良農民連事務局長)
農家の想いに応えながら、地産地消の輪を拡大。 -
原澤 康治さん(奈良農民連青年部)
環境を考えて野菜を作り、地域を活気づける。
日程
8/29(土)
13時 受付開始
14時 開会 グループディスカッション「Why don"t you 農. 米 here.」
18時 懇親会「京都まるごといただきます」開始
8/30(水)
9時 和束町の農業視察とフリートーク
12時 閉会
集合場所
- 和束青少年山の家
- 〒619-1222 京都府相楽郡和束町大字白栖小字猪ケ口25−5(地図)
- 電話:0774-78-2603
問い合わせ
- 問い合わせ先:TEL03-3590-6759(または問い合わせフォームから)
- Facebook:農民連青年部
- 印刷用チラシはこちら(トンボあり)
- 印刷用チラシはこちら(トンボなし)
申し込み
- 電話:TEL03-3590-6759
- Webから:ブログ問い合わせフォーム(タイトルに夏の学習交流会参加とお書きください)
- メール:nouminrenseinenbu@gmail.com
台湾にいきたいわん!
台灣。 日本に学び始まった、まだ生まれたての産直が、熱い。
産直第一世代の姿が台湾にはある。私たちの産直は何を求め、繋げ、なそうとしてたか、その原点を見にいこう。
工業発展の中心にある台湾。高度経済成長期の日本と同じく、農村の労働力は都会に注ぎ込まれ、農業は逆風にある。輸入食品が押し寄せ、穀物自給率は26%程度と低いことも、日本と重なる。農民の権利と土地が奪われ、買いたたき、後継者不足など、日本でも聞く言葉が、台湾の農村にも溢れている。
農村に活気とあるべき人の姿をと、いま台湾では私たちにとって、なじみ深い、あの取り組みが脚光を浴び、大きな産声を上げている。そう、生産者と消費者、農村と都会を結ぶ「産直運動」だ。日本では、かつて、若く志溢れる農民たちが、安全、安心の産直野菜と農村の情熱を届けようと手を結び、展開した。産直第一世代の運動は、日本の農を象徴する取り組みとして世界中から高く評価された。またその屋台骨を支えるために生まれた集荷発送施設は、各地にある古参の産直センターとなっていった。
日本で産直が生まれ、はや50年。中心は産直第二世代に引き継がれた。この時代、産直は、単なる農業のビジネスモデルの一つとして扱われ、本来の意義も見失われつつあるのではないか。いま、日本に学び、産直そして半農半Xに取り組む台湾。ここには、あの頃の産直第一世代の姿がある。産直は何を求め、繋げ、なそうとしていたか、その原点を見に、そして農業の持つ力、農民と消費者、農村と都会を結ぶ取り組みの息吹を体験しにいこう。台湾の仲間、台湾農村陣線が受けいれてくれます。
国際連携が可能な農民連青年部だからこそできる、本当に力になる海外学習ツアー。 台湾の取り組みを知れば、自分の農業を熱く語る自信が持てるはずだ。
開催日程
7/31(月)
桃園国際空港集合。宜蘭市へ。
農家民泊と現地青年農家と交流
8/1(火)
現地視察1:「有田有米の取り組み」
現地視察2:「土拉客農園」
交流Talk:台日二代目農家の交流
農村探索:「宜蘭に日本時代をみる」
交流Talk:半農半Xの連携
8/2(水)
交流Talk:小農と地域年寄農家の連携
午後:農村暮らしの小さな旅
集合場所
参加費
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