Jul 06, 2016

夏の学習交流会2016 in 宮城

ポスト @ 13:27:41 | お知らせ,交流会 |

夏交流会チラシ

攻めの農業のカ・タ・チ
〜大規模?小規模?どちらが希望?〜

 2015年10月5日日本政府はTPP交渉大筋合意を発表しました。まだ、国会批准された訳ではないので、実際にTPPは正式に合意されていませんが、安倍首相は「これからの日本の農業は攻めの農業だ」と発言。今後10年で、効率的な営農体制を作るとともに、2020年には6次産業の市場規模を現状の1兆円から10兆円にし、農林水産物・食品の輸出額を現状の5000億から1兆円に倍増させるとしました。

 この改革案を体現している農業法人が宮城にはあります。津波による甚大な被害を受けながらもそこから立ち上がり、復興のシンボルとして走りだしている、株式会社みちさきさんの先端的事例を視察することで、なにか未来の農業が見えてくるかもしれません。

 一方、攻めの農業があるとするなら、守りの農業というのはどのような農業を言うのでしょうか? 宮城には代々続く先祖の農地を引き継ぎ家族でその地域の農業を小さいながらも守っていこうとする、ユニークなこせがれ農家がたくさんいます。彼らを見ていると、守りの農業というとその言葉自体にネガティブな印象を受けがちですが、けっしてそうではなく、守る事自体も攻めの一種なのではないかと気づかされます。

 国連は2014年を国際家族農業年と定めていました。世界の農業の約8割が1ha未満の経営規模で小規模家族経営となっており、世界の農業・食糧を支えているのは実は家族農業だという事を知ると、金額の大きさだけでは表せない、地域を守ること、食を守るという、攻めの農業スタイルも未来の農業なのかもしれません。

 この交流会では、そんな、大小・攻守様々な農家を知り交流することで、世界の農業、日本の農業、地域の農業を守るトップランナーとなる一つの気づき、きっかけにしていきたいと思っております。

視察先

  • 株式会社みちさき(仙台市野菜工場)サイト
    仙台市にある大規模水耕施設でトマトやいちご、葉物野菜などの生産を行っている農業生産法人です。養液栽培トマトハウスを120a, 葉物野菜ハウス105a, いちごハウス55a、合計2.8haの大規模ハウス水耕栽培を行っています。農業に工業的経営管理を導入し、安定した経営を大切にしています。また栽培に関しても安全安心な野菜・果物の生産と安定供給を基本に据え、まさにこの分野の最前線を行く会社です。2月には安倍昭恵内閣総理大臣夫人も視察しています。
  • 結城果樹園(亘理町リンゴ)
     育てたリンゴはお客さんに直接販売。大学を卒業後、アメリカのオーガニックファームで研修。大学在学中就農を決意し、アメリカの先進の有機農業を学び、経営の方向性と知識を深めました。亘理町の土地を愛し、亘理町の農業をを育み、創りたい、大好きな地域に供給する食料を後継したい、そんな熱い思いの農業青年が経営しています。(詳細は、下記のパネルディスカッションのメンバーを参照ください。)
  • ざおうハーブサイト
    宮城蔵王でハーブを生産。現在、ハーブ業界最大のハーブ生産者。経営をする平間徹也さんは個性を生かし、人と地域を連携した農業生産に取り組んでいます。自称サッカー漫画コンシェルジュという肩書きをもっている個性派。彼を見ていると、農プラス何かという足し算は2以上になることを知らされます。FMたいはくの火曜日に番組を持っています。(詳細は、下記のパネルディスカッションのメンバーを参照ください。)


パネルディスカッションのメンバー

  • よっちゃん農場 高橋博之・高橋道代
    自分のところの唐辛子をつかった加工品の よっちゃんなんばんが人気。小規模家族農業で楽しく堅実に農業をしている。地元岩出山でほっかぶり市という、仲間をあつめてマルシェを定期的に主催したり、復興支援の一環で、新聞エコバックをつくり、NYにも行った。 岩出山のリーダーである。
  • 佐藤 裕貴
     東京の雑貨店、某有名セレクトショップに勤務し独立しアンティーク雑貨のバイヤーをしていたが、米農家6代目として家業を継ぐためUターン就農。前歴をいかした衣・食・農をトータルコーディネートした魅力的な農業を発信している。 38ヘクタールもの田んぼには約12種類の米を作付けしている。一つの枠にとらわれることなく、農業を通じて人々を楽しませるその人柄は「お米クリエイター」として親しまれている由縁で 次世代の地域のリーダーである
  • ざおうハーブサイト
    大学卒業後、父と兄の手助けになればとUターン就農、HC一本の経営に疑問を持ち始め兄と一緒に起業。 普段は兄が生産・販売部門を担当し、総務担当として、会社をきりもり、最近ではサッカー担当としての活動も忙しくなってきており、日々、ハーブとサッカーと蔵王のコラボレートを模索しながら活動している。
  • 結城果樹園 結城翔太
    1989年生まれ。宮城大学食産業学部卒業後、2012年3月より海外農業研修生として渡米し1年半、アメリカ、ワシントン州の有機農場とカリフォルニア大学にて研修を行う。2013年10月に帰国し、結城果樹園に就農。現在は果樹農家の3代目として農業に従事する傍ら、国際農業者交流協会が行うアセアン諸国の農業研修生受け入れ事業の指導スタッフとして、自身の経験も踏まえながら指導を行う。 最近は宮城初のワイナリー 秋保ワイナリーとコラボして、自分のとこのリンゴを原料とした。シードル作りの商品開発に力をいれている。
  • アトリエデリス 佐々木文彦
    仙台出身。 フランス十年近く修行し、とある事が縁で蔵王に来ることなり、蔵王の様々な食材に惚れ蔵王の食材、農作物を使った料理を提供している。月一でTBCラジオに出演している、宮城で有名なシェフ お店は、レストランではなく主に出張料理や、仕出しがメイン。食育にも通じていて、シェフの料理を通して、将来を決めた子も何人かいる。毎月の料理教室は絶品でざおうハーブでのイベントのハウスでパエリア、ハウスでシチューは大人気。

日程

7/30(土)
 11時 ざおうハーブ集合(自家用車でざおうハーブへ集合できる人たち)
 13時 仙台駅東口集合(公共交通機関利用の人たち)
 13時20分 株式会社みちさきへ出発
 14時00分 株式会社みちさき到着・視察開始
 15時00分 結城果樹園へ出発
 15時30分 結城果樹園到着・視察開始
 16時30分 ざおうはーぶへ出発
 17時10分 ざおうはーぶ到着・視察開始
 17時30分 懇親会
 20時30分 宿泊場所の遠刈田温泉「レインボーヒルズ」へ出発
 21時00分 レインボーヒルズ到着・就寝

7/31(日)
 7時30分 起床

 8時45分 出発
 9時15分 ございんホール着
 9時30分 グループディスカッション
 12時00分 閉会
 12時30分 ございんホールを出発
 13時30分 仙台駅到着・解散

集合場所

  • 公共交通の方は、「仙台駅東口」集合
  • 〒980-0021 宮城県仙台市青葉区中央1丁目10−10(地図
  • 自家用車の方は、「ざおうハーブ」集合
  • 〒989-0843 宮城県刈田郡蔵王町大字矢附字林前88-1(地図

宿泊場所

  • 遠刈田温泉 レインボーヒルズ
  • 〒989-0916 宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉字七日原177 (地図

参加費

  • 全日程
  • 11,000円
  • 部分参加も可能です。(一日目視察2,000円、夜の懇親会のみ3,000円、2日目講習会1,000円)

問い合わせ


申し込み

交流会の様子

交流会の様子はこちらから。

野良Photo:農民連青年部夏の学習交流会2016

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