■土用干ししよう2&瓶詰めしよう

 土用干しは3日3晩、日光と夜露にさらして、梅を熟成させるための準備をするものです。

2日目。雨の気配を感じて外に飛び出すと、土砂降り。大急ぎで梅を取り込みました。くっそー、すこし濡れた。

ほんとうに今年の天気は雨が多いね。

左が4日目の梅干しです。

十分すぎるほど乾いてしわくちゃになって塩を吹いています。梅干しっぽくなっています。

土用干しでだいたい梅の重量が3割減少するまで干すのだとどこかのHPに書いてありました。干すことで保存性と味が良くなるようです。

また梅のクエン酸や食塩などが固まってると思われるこの塩。夜になると露を吸って濡れて溶け始めます。潮解といいます。何度か夜露にさらすことで梅が柔らかくしっとりとなるのだそうです。

ここまでで土用干しは終了です。

いよいよ最後の行程瓶詰めです。

ここでは梅を漬けるのに使った瓶をきれいに洗い、もう一度感熱滅菌して使うことにしました。滅菌が済んだら、土用干しの終わった梅を詰めていきます。

瓶に梅をぼろぼろっと入れます。
瓶詰めしてしばらく寝かせておくと、すこしずつ梅からエキス分がにじみ出てきます。後はフタをして、このまま3ヶ月なり3年なり寝かせるだけです。

しみ出たエキス分が全体に行き渡るぐらいになったらベストコンディションですね。

写真の梅はちょっと乾きすぎですか。エアコンの風があたっていたのが失敗でした。
朝露を吸っているウチに瓶詰めするのがいい。

日を追って梅干しの熟成具合をアップしていきます。

今回はここまで