遺伝子組換え作物検査

遺伝子組換え作物検査について

     

     遺伝子組換え作物の栽培は、急増する傾向にあり、穀物自給率が3割を切る日本も例外なくそうした遺伝子組換え品種を輸入、消費しています。製造や加工する食品の原材料が組み換え品種を含むかどうかをチェックすることは、消費者に正しい情報を伝える上で重要なことといえます。

     原材料や食品が、遺伝子組換え作物を含んでいるかについて、イムノクロマト法またはPCR法を用いた定性検査を行います。幣センターでは、「大豆1品種」、「とうもろこし6品種(GA21,BT11,Event176,T-25,MON810,CBH351)」、「ナタネ3系統(グリホサート耐性、グルホシネート耐性、Wester-Oxy-235耐性、合計14品種)」について対応しております。

     現在、JAS法では「遺伝子組換え不使用」表記については、原材料に含まれる遺伝子組換え作物が5%以下であることと定めています。この5%ラインを判定するには、定量試験が必要ですが、残念ながら、幣センターの装備では現在対応できておりません。ご了承をお願いいたします。

農産物や食品の遺伝子組み換え作物混入検査について

作物や加工食品について、遺伝子組換え作物が混入、使用されていないかを検査します。検査方法は、簡易法の「イムノクロマト法」、高精度高感度の「PCR法」を採用して行います。価格についてはこちら

イムノクロマト法

 イムノクロマト法は、遺伝子組換え作物が組み換えられた遺伝子によって、体内に作り出す特別な「タンパク質」の有無を判定する試験法です。精度や感度はPCR法には劣りますが、種子や植物体などのように「作物体そのもの」の検査にはとても向いています。簡易法としてあつかわれますが、低価格で、選択性が高く、はっきりとした結果が短時間でわかるという点では、優秀な検査法です。「作物体そのもの」が手に入る場合や、結果を急がれる場合はこちらを選択することも有効です。

PCR法

 PCR法は、遺伝子組換え作物に組み込まれた遺伝子自体を増幅し、検出する試験法です。精度、感度、選択性ともに高く、精密な試験ができます。加工の程度にもよりますが、加工食品でも検出が可能な方法です。納期は1週間程度となります。

遺伝子組換え作物の自生調査

遺伝子組換え作物の自生調査をお受けいたします。工場敷地内、材料および製品運搬路などを中心に、遺伝子組換え作物がこぼれ落ち自生、群落などを形成していないかを確認することができます。

 近年、穀物や油脂材料の輸入、陸揚げが行われている港で遺伝子組換え作物の自生が起きていることが確認されています。今後、こうした作物の自生については管理や監視が必要であるといえます。工場敷地内や製造ライン、製品、材料運搬路におけるこぼれ落ちなどの調査を行います。
 幣センターでは2005年から遺伝子組換えナタネの自生調査を行っており、蓄積したノウハウなどを生かした調査を行うことが可能です。製造者や自治体の方だけでなく、個人の方からの調査にも対応いたします。調査計画、調査規模にあわせてご相談を承ります。

検査項目と価格

困ったときは?