大腸菌は、家畜や人の腸管のほか、自然界に広く分布する一般的な菌です。多くの大腸菌は、人間にとって大きな害をもたらしませんが、なかには病原性大腸菌と呼ばれる、人間に病気を引き起こすタイプがあります。これらのうちO-157と分類されるタイプは、ベロ毒素という恐い毒素を産生し、人間の腸管から出血を引き起こします。
牛などのような家畜の糞便に見つかる例が多い大腸菌です。やっかいなことに、家畜では症状が現れないことが多く、その家畜が0-157を保菌しているかどうかの判断は難しいことです。
こうした家畜や家畜の肥育環境、地下水汚染、O-157汚染食品との接触、非加熱食品、調理加熱不足などでO-157による食中毒が目立っています。
日本では、わずかな検体数ながら、輸入時、検疫所によるモニタリング検査・命令検査が行われています。検出実績がどの程度かは不明ですが、年間を通し、O-157の検出はそれほど珍しいことではないようです。検疫所では、O-157の検出があった食品は、レトルト食品などのように十分加熱した食品として利用するように指導して流通させているようです。ただし、モニタリング検査の場合、試験結果がまとまる前に市場流通が可能なため、検査結果が把握される前に消費されてしまうことがあります。O-157の汚染が考えられるような食品の流通、販売に関わる人たちは、この点について十分な認識を持っておく必要があるといえます。(検出が続いた加工所については、命令検査扱いとなり、結果が出るまでは流通ができません)また、十分に加熱調理後に利用する場合であっても、ほかの食品への付着が起きないようにすること、また加工場の衛生管理を怠らないことが必要です。
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分類
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価格(税別)
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| 会員 |
8,085円
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| 一般ユーザー |
10,000円
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